クリーンブースターで、ハリと艶を手に入れよう!
ギター大好き~ミチヒサだよ!
今日は、クリーンブースターについて。
(このページは “音楽ギター編:Vol.28” になります)
・どんな時に使うの?
などなど…。
近年、ギタリストに注目されているエフェクターが、クリーンブースター。今では、ベーシストの足元でも見かけるようになった。
ブースターは以前からあったけど、一体何が違うのか分からないって?でも、大丈夫~私は全力で応援するよ!
ここでは、私があなたの友達!
今や、クリーンブースターは必需品!
エフェクターは、自分が求めているものを選べばいい。絶対にディレイが必要!という人もいれば、コンプレッサーはいらない!という人もいるだろう。
エフェクターが増えれば、エフェクターボードやパワーサプライが必要となるように、クリーンブースターも必要になってくる!とは、言い過ぎかもしれないが(苦笑)。
今のサウンドに、+αのスパイスが欲しい!
そんな時に重宝するのが、実はクリーンブースターなんだよね。
クリーンブースターって何?
まずは、ブースターとクリーンブースターの違いから。
・ブースター:出力レベルを上げる
出力レベルを上げると、ギターのサウンドをブーストすることになる。そこで、歪みも生まれてしまう。
・クリーンブースター:入力レベルを上げる
入力レベルを上げることで、ギターのサウンドを変えずに音量が上がる。要は…。
歪ませることなく、音を前に出せる!
ここが、ブースターとの大きな違いとなる。これは使い方によるので、ブースター効果が欲しい人は、ブースターを使うことをおすすめする。
クリーンブースターの使い方!
使い方は、二通りとなる。ブースターとして使うか、バッファのように使うかだ。
ソロの時等に目立たせたい!という、ブースターとして使い方だ。
ONにすると、ヴォリューム・ペダルとは違い、全体的に馬力が上がる。繋ぎ方によって効果も変わるので、これは後程。
もう一つは、常時ONにしてバッファのように使う方法だ。クリーンブースターは、殆どがこの使い方と言っても過言ではない。
あなたの作り上げたサウンドに、ハリと艶がプラスされる。この効果は、イコライジングで出来るものではない。これが、クリーンブースターの魅力だ。
最近では、ワイヤレス使用時の音痩せを解消するために使う方法もあるので、試してみるのもいいだろう。
クリーンブースターの繋ぎ方と効果!
エフェクターは、繋ぎ方に決まりはないが、繋ぐ順番によってサウンドは激変する。クリーンブースターは、歪み系エフェクターとの相性が良い。
クリーンブースターは、歪み系エフェクターをどう使うか?どう変化させるか?という感じで捉えてもいいだろう。
そこで、二通りの繋ぎ方の効果について。
・歪み系エフェクターの前に、クリーンブースターを繋ぐ。
歪み系エフェクターは、入力された信号の大きさによって歪みの深さが変わる。クリーンブースターで大きくなった信号を受けて、歪みが増すことになる。
・歪み系エフェクターの後ろに、クリーンブースターを繋ぐ。
歪みの深さは大きく変わらずに、音量が上がる。クリーンブースターによっては、歪み系エフェクターを受けて、太いサウンドになることもある。
覚えておいて欲しいのは…。
エフェクターは、後ろ側のエフェクターが優先される!
これを知っておけば、繋ぎ方での変化を予測することができる。
クリーンブースターは、バッファーとしても使える。
単純にバッファーとして使うなら、一番最初に繋いでみよう。逆に最後に繋ぐことによって、音痩せしてしまった音に色付けする!という方法もある。
おすすめのクリーンブースター!
クリーンブースターも、たくさんのメーカーが作っている。ここでは、私がおすすめするクリーンブースターを紹介しよう。
・MXR(エムエックスアール)
M133 Microamp:ジャンル、エレクトリックやアコースティック・ギターを問わず使える。12時を超えると歪み始めるので、サウンド変化も楽しめる!
M293 BOOSTER MINI:中低域が、しっかり持ちあがる。ゲインが、最大+25dBのブーストは十分すぎる!
・TC ELECTRONIC(ティーシー・エレクトロニック)
Spark Booster:ゲインが、最大+26dBのブースト。音の質感を切り替えられる、3つのモードスイッチとイコライザーは、サウンド・メイクに重宝する!
Spark Mini Booster:ラッチ型とモメンタリー型の、両方を使い分けることができる。もちろん、原音に忠実にブーストしてくれる!
・XOTIC(エキゾティック)
RC Booster V2:癖の無いイコライザー。更に、ゲインとボリュームも分離されているので、サウンド・メイクしやすいね!
EP Booster:エコー・プレックスのプリアンプ効果を、シミュレートしたブースター。少し歪むが、高級感あるサウンドへ変わる。裏を開けて、トレブルとベースの調整が可能!
・Vivie(ビビー)
CLIONE:バッファー兼クリーンブースター。ブースト&カット、イコライジングを使って、細かいサウンド作りができる。ベースにも、おすすめだ!
何の変哲もないクリーンブースターだったら、各メーカーから多種多彩のモデルがリリースされることはない。それぞれに、メーカー独自の拘りや癖がある。
あなたに合った、クリーンブースターを見つけて欲しい!
最後に!
クリーンブースターは、とてもシンプルなエフェクターだが、とても奥が深い。繋ぐだけで、サウンドが格段に上がる魔法のエフェクターでもある。
シンプルに音量を上げるために使うこともできるが、アンプや歪み系エフェクターの入力ゲインを上げる!という使い方が基本になる。深いゲインを得ることができるからね。
あとは、バッファーとして使うのもお勧めだ。サウンドの劣化を、防ぐことができる。私の場合は、サウンドの変化のために、クリーンブースターを使っているけどね。
あなたのサウンドに、何か物足りないと感じたら、一度クリーンブースターを試して欲しい。そして…。
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