ミチヒサのROCK THE SPIRITが、遂に番組放送1000回!
ギター大好き~ミチヒサだよ!
このラジオ・ブログでは、私がパーソナリティを務める「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」について!
(このページは “音楽ラジオ編:Vol.1” になります)
・1000回放送って、マジで?
・パーソナリティになった、きっかけは?
などなど…。
バンドのホーム・ページでも、ラジオ番組のことは載せてあるけど、番組放送1000回なのでブログで紹介するよ!
ずっと聴いてくれているリスナーさんも、知らなかった人も、ここを読めば番組の楽しさが伝わるかな~。
パーソナリティになったことや、番組の裏側まで話していくよ。だって…。
ここでは、私があなたの友達!
ミチヒサのROCK THE SPIRIT!
「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」とは、レインボータウンFM(88.5MHz)の開局から続いているロック専門番組。
2022年10月30日(日)に、遂に番組放送1000回を迎えた!
目標でもあった1000回達成を記念して、番組の歴史を振り返っていくよ。
レインボータウンFM!
レインボータウンFM(大江戸放送局)は、2003年7月21日に開局。
当時、東京23区内のコミュニティFMの開局に、江東区の他1区が名乗り出ていた。しかし、当時は設立が難しいと言われていた。
開局前から社長と知り合いだったので、江東区にラジオ局を作る!という話しを聞いて、開局までの困難をずっと見てきた。
私にできることは手助けしたり、開局までは色々なことがあった。今にしてみれば、いい想い出だけどね。
開局日に、実際にラジオから音声が流れた時には、めちゃくちゃ感動した!
社長に、おめでとうございます!と言ったのが忘れられない。
江東区門前仲町にあるスタジオが、レインボータウンFM初めてのスタジオだった。
パーソナリティになったきっかけ!
当時やっていたバンドは、ヴォーカリストがあまり喋らなかったので、私がMCを担当していた。
お客さんから、MCが面白過ぎるから、トーク・ライブでもやれば?と言われていた。
しかし、私はギター以外で何かをやる!という気は、全くなかった。とにかく、ギタリストで飯を食うことしか、考えてなかったからね。
その頃に、イベント会社の社長と知り合った。彼は、芸能界の厳しさだけでなく、色々な経験を積ませてくれた。
いきなり、舞台監督をやってみろ!には、ビックリしたけどね。
表舞台だけではなく、裏方の仕事もたくさんやってきた。もちろん、トークにも磨きをかけさせてもらったのは、言うまでもない。
このイベント会社の社長こそ、レインボータウンFMの社長。
開局したら、番組を持ってもらうぞ!と言われていて、それが現実となった。
番組タイトルが決定して、最初で最後のリハーサル!
番組タイトル「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」は、社長に命名してもらった。ミチヒサの人生は、ロックそのものだから!というのが理由だった。
番組内容に関しては…。
ミチヒサに任せる!
マジで~!?開局まで、あと三ヵ月。もう、私らしくやるしかない!
ラジオは台本やタイム・テーブルがあるが、私の番組は一切ない。大まかな流れだけを作って、あとはフリーに喋って選曲をする。
タイム感も必要になるが、これは根拠はないが自信があった。ロック番組だし、私らしくやるにはいいだろう!と(笑)。
開局一ヵ月前に、「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」のリハーサルが行われた。この時の担当ディレクターは、元日本放送の重鎮。
いきなりの冠番組で、ロック専門番組。ダメ出し喰らったら、番組やりません!くらいの勢いでリハーサルをやった。
とても、良かったよ!
“ミチヒサのトークはリズム感があって、まるでロックだな。番組内容も、ロックが好きだから語れる!というスタンスでいい。”
これを聞いて、ホッとしたと言うより、もっと上を目指したい!という気持ちが強くなった。
「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」放送開始!
開局日の週末、7月26日(土)21:30に「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」が電波に乗った。
番組のオープニング・チューンは、当時スカイ・パーフェクTVの番組でも使われていた、私のバンドONE BIG RUSHの「Recur」。
いよいよ、始まった!
緊張しない私だが、この日だけは妙な感覚があった。スタジオの外には、ライブと同じように大勢のギャラリー。私のトークを、笑顔で見てくれている。
この日は、私が一番影響を受けたフランク・ザッパさんを筆頭に、3曲をオン・エアー。入念な準備をして迎えた放送は、あっという間の30分だった。
番組が終わると、スタジオの外からは拍手喝采。社長とディレクターからも、“おめでとう!とても良かったよ!“と、言ってもらった。
生放送だから、正にライブ!
私は、ギターを弾くのもライブが好きだから、性に合っているのかもしれない。
これから、どこまでやれるか…。ロック番組は、短命!と言われているからね。
番組コンセプト!
以前、音楽プローフィール編:Vol.1でも話したけど、私はラジオからロックを知った。いつも家で流れていたAFNから、レッド・ツェッペリンが流れてきた。
当時は幼かったから分からなかったけど、ラジオから聴こえる音楽は何かが違う。家のオーディオより音質は悪いけど、特別なものに感じた。
私にとって、ラジオは宝箱のようなものだった!
ラジオから、たくさんのロックを学んだことを、今度は私が伝える。
世間ではマニアックと思われていても、誰かの心に刺さるかもしれない。ロックは、メジャーとかインディーズとか関係ない。
私がカッコイイ!と感じたものを、ラジオの電波に乗せる。ロックの素晴らしさや面白さが、どんな形でもリスナーさんに届けばいい。
これは今も、ずっと変わらないコンセプトでやっている。
番組内容は、リスナーサイドで!
親が洋楽好きだったから、たくさんのレコード等があったけど、ラジオは何がオン・エアーされるか分からないドキドキ感。
某FM局の番組で、パーソナリティが自分の想い等を語って選曲する。このスタイルも、とても好きだった。
曲やミュージシャンへの想いが強くないと、ラジオでは伝わらない。想いが強ければ、世間的にマイナーと言われていても、それが伝わってくるから不思議だ。
私は、自分が聴きたい番組を作ることが基本になっている。常に、リスナーサイドに立った番組作りを心掛けている。
ラジオは、短編番組と似ている。短い時間内に、想いを込めて選曲する。そんな無理をしなくても、翌週に繋がる番組を作っても、いいのでは?
こんな想いから、新しいコーナーを作ることになった。
番組のコーナー!
番組を進めながら、新しいコーナーを作っていった。長く続くものもあれば、短期間で終わるものもある。
ラジオは生き物だから、リスナーさんの反応も見ながら、考えるようにしている。現在継続しているコーナーから、紹介しよう!
・今日のザッパ(2003年8月~)
最初に作ったコーナーは、敬愛するフランク・ザッパさんを、様々な角度から紹介するコーナー。短時間で、フランク・ザッパさんを語るのは不可能だからね。
・このアルバムを聞き倒せ(2003年9月~)
毎月一枚のアルバムを取り上げ、一ヵ月かけて紹介するコーナー。1回の放送だと、1曲しか紹介できない。ロックは、アルバムの全体像を紹介したいからね。
・ミチヒサの“勝手”にF.C.東京(2008年6月~)
ずっとサッカーをやっていたので、サッカーのコーナーを作りたかった。かなり辛口で話すこともあるけど、F.C.東京好きだからね。もちろん、F.C.東京公認番組だよ。
・’90sロック(2010年8月~)
1990年代にリリースされたアルバムを、紹介するコーナー。1990年代を取り上げる番組は、あまり聞かないので作ってみた。
・ザ・トリオ(2011年1月~)
トリオ・バンドを紹介するコーナー。私のバンドがトリオ・バンドだから、トリオ・バンドの面白さを伝えたくて作ったコーナー。
・ドライビング・ロック・ミュージック(2012年9月~)
「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」は、季節感がない(汗)。ドライブに合う曲を紹介すれば、少しは季節感が出るかな?と思い、作ったコーナー。
・ライブ・ロック・ミュージック(2014年2月~)
ロックと言えば、ライブが命!そんな素晴らしいライブ・アルバムを聴いてもらえれば、ロックの魅力も伝わるのではないかな~。
・死ぬ気でギターを弾いてくれ(2019年1月~)
私が、過去にライブ等で取り組んだ楽曲を、紹介するコーナー。ビギナーの頃から、死ぬ気でコピーした曲は伝わりやすいからね。
他にもコーナーを作ったけど、ネタ切れになったり、私自身がつまらなくなって終了した。常に、進化していかないとね!
・ミチヒサ・ギター
・今月のHAPPY BIRTHDAY
・こんなカヴァー曲見つけたぞ
・プログレ・カフェ
・スーパー・ギタリスト
・グレイト・ギター・プレイ
・ワールド・ロック・ミュージック
・リフ・メイキング
こんなに、終了していたのか…。
イレギュラーの特番!
レギュラーのコーナーだけでは、フォローしきれないものもある。その日は、何かに特化した楽曲だけ!ということで、特番という形をとっている。
ニュースになったことがメインだが、私の気まぐれでやることもある。毎週聴いてくれているリスナーさんを、飽きさせないためでもあるんだけどね。
シリーズ化しているものを、紹介しよう!
・ライブ・アルバム特集
全曲、ライブ音源だけを使う。来日に合わせることが多いけど、名盤は時期に関係なく紹介している。
・ロック・バラード特集
普段の放送では、バラードは殆どオン・エアーしない。特集という形で、まとめて紹介している。
・ロック・クリスマス・ソング(メタル・クリスマス)特集
12月になると、クリスマス・ソングで溢れるよね~。ロック・ヴァージョンに拘って、オン・エアーしている。
・インストゥルメンタル・ロック特集
インストゥルメンタル好きだけど、普段は歌ものがメイン。特集日だけは、オール・インストゥルメンタルだ。
・’80sロック特集
ロックを語る上で、’80sは外せない。’80sは他番組でも当たり前のようにやっているから、レギュラー化にはしていない。
・ロック・カヴァー特集
以前はメイン・コーナーだったけど、不定期にした。原曲と比べたり、やりたいことが増えたからね。
・夏のロック・フェス
コロナ禍で、フェスが全面中止になったので、私のラジオでやろう!と始めた。新旧、夢の競演が聴ける。
この辺りまでが、不定期に続けているコーナーになる。
もちろん、他にも人気の特集はあるから、これからメインになるかもね。
・女性ヴォーカル特集
・ジャパニーズ・ロック特集
・ワウ・プレイ特集
・リクエスト・ディ
・ベスト・ロック・アルバム
1回きりの特番となると、レッド・ツェッペリンの再結成ライブ、ザッパ・プレイズ・ザッパの来日公演。フランク・ザッパ&ザ・マザーズの、ロキシー・ザ・ムービーのリリース等あったね。
面白いところだと、私の誕生日の1月8日が放送日だと、この日が誕生日のミュージシャンの楽曲だけをオン・エアーしている。
ラジオと言えば、豪華ゲスト!
「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」は、私一人でトーク&ミキシングをする完全ワンマン番組。
でも、ラジオはゲスト出演も楽しみの一つ。私の番組は、ロック・スピリットがあればジャンルは問わない。
ミュージシャン以外にも、様々な職業の方が出演して頂いた。本当に、ありがたいことだよね。
最初のゲストさんには、とても拘った。ゲスト候補は、何人かいたけど…。やっぱり、最初のゲストさんはロック・ミュージシャンがいい!
世の中、そんなにうまく…いくんだな~これが(笑)!
別番組で知り合った、マリノのギタリスト、大谷令文さん。その際に、私の番組に出演して欲しい!とお願いしたら、それが実現した。
大谷令文さんの出演は、2003年10月5日。この先、計12回も出演をして頂いた。大谷令文さんとの思い出は、またの機会に話したい。
「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」は、洋楽ロックがメインになっている。いつかは、海外のミュージシャンにも出演して欲しい!とは、ずっと願っていた。
世の中、そんなにうまく…いくんだな~これが(笑)!
2007年12月24日。局のディレクターから、1本の電話があった。
“ミチヒサさん、マイク・ケネリーさん知っていますか?番組出演のオファーがきてます”と。
海外向けのSNSで、フランク・ザッパさんのことを語っていたのを、マイク・ケネリーさんが見ていてくれたらしい。すごい時代になったな~と、思った。
マイク・ケネリーさんの出演は、2008年2月1日。夢のような、時間だった。マイク・ケネリーさんの出演の模様は、こちらも別の機会に話していこう。
全員は載せきれないけど、出演して頂いたゲストさんを紹介しよう。
ミュージシャン(敬称略)
・五十嵐“Angie”久勝
・永川敏郎
・板倉淳
・太田カツ
・佐々井康雄
・福田洋也
・山田晃士&泥沼楽団
・堀江沙知
他職種(敬称略)
・本並健治(元サッカー日本代表GK)
・南雲吉則(ナグモクリニック総院長)
・須藤信充(キックボクサー)
・深井高志(競輪選手)
・浅田有皆(漫画家)
・高谷あゆみ(ミュージカル女優)
・中村公彦(映画監督・俳優)
これだけバラエティー豊かなゲストさんは、やはり私の人徳(笑)?他にも、多彩なゲストさんが出演して頂いたことに感謝だね。
ミチヒサが漫画になった!
私は漫画が好きで、子供の頃から、自分が漫画になったらいいな~と思っていた。有名人や著名人でなければ、まあ普通は不可能な話しだが…。
世の中、そんなにうまく…いくんだな~これが(笑)!
SNSで知り合った、漫画家の浅田有皆さん。ロック好きで、同郷だったことで意気投合。ラジオにも、ゲスト出演して頂いた。
その際、ミチヒサさん、いつか漫画で描きますよ!と、言ってもらった。
よくある社交辞令だと思っていたのだが、約一年後に出版社から封書が届いた。
中を見ると、なんと!私が描かれた漫画のページが入っていた。早速、浅田有皆さんに連絡。
“OKだったら、そのまま使いますよ“と…。まさか、本当に描いてくれたとは!
2011年1月21日に新創刊となった、月刊コミック@バンチに連載されているバンド漫画「ウッドストック」に、遂に私が漫画キャラクターで登場!
漫画の主人公のバンド・メンバーが、「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」にゲスト出演という形になっている。
バンド漫画「ウッドストック」には、計3回描いてもらった。現在は、コミック(11・13・15巻)で見ることができるので、是非チェックしてみてね。
海外ミュージシャンとのコラボ!
マイク・ケネリーさんと会って、海外ミュージシャンとコラボしたい!という想いは更に強くなった。思い切って、相談してみようと…。
世の中、そんなにうまく…いくんだな~これが(笑)!
紹介されたのは、ベーシストのブライアン・ベラーさん。
マイク・ケネリーさんとは旧知の中で、アリストクラッツという自身のトリオ・バンド。他には、スティーヴ・ヴァイやジョー・サトリアーニ等とも仕事をしている。
“3分程度で、インパクトのある曲を書いてくれ!”とのことだったので、「インフレイム」というタイトルを付けて作曲開始。
基本的なベース・ラインは作ったが、アレンジは任せるということで譜面にした。コラボなので、途中にベース・ソロも入れてもらうようにした。
ドラムは、ONE BIG RUSHのユウジにお願いして、「インフレイム」は出来上がった。
これが、現在の「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」のオープニング曲になっている。
パーソナリティだけど、パーソナリティではない!
いつの日か、ラジオ・パーソナリティという言葉が定番になった。でも私は、ラジオ・パーソナリティではなく…。
ディスクジョッキー(DJ)だ!
これについては曖昧な部分が多く、どちらも同じという人もいる。あと、バンドのDJと混同するから!ということかもしれないね。
ラジオDJマンって、好きにトークして!好きな音楽をかけて!というイメージなんだよね。パーソナリティは、司会進行役っぽいかな~。
私の番組は放送作家はいないし、ミキサー操作も含め全て一人でやっている。
これぞ、アメリカン・スタイルのラジオDJマンなんだよ!
「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」は、私のロック魂の番組だ。だからこそ、DJスタイルが合っているのかもね!
場所は変われど、ロックは不変!
レインボータウンFMは、門前仲町スタジオからスタートした。その後、木場スタートに移り、現在は豊洲スタジオ。
一度イベントで、お台場デックス東京ビーチ・スタジオからも、生放送したことがあったね。
ラジオは、電波圏外では聴くことができなかった。FMラジオは、地域密着放送なので、災害時は緊急放送になるからね。
レインボータウンFMも、最初は電波オンリーだった。
時代は、ネット社会。今では、世界中のラジオが聴ける時代だ。今では、リッスンラジオとサイマルラジオでも聴くことができる。
ネットで聴いてもらえるようになったのは、ほんとに凄いことだ。世界中の人に、発信しているんだからね。
でも、私は何も変わらないし、ロックも変わることはない!
最後に!
ラジオという宝箱に、私が入っていくとは思ってもみなかった。
・ライブで、MCをやっていなかったら…。
・お客さんに、トーク・ライブを勧められていなかったら…。
・社長に、出会っていなかったら…。
色々な要因があって、この世界に入った訳だ。
・ラジオに興味がなければ、この瞬間は無かった…。
・ラジオDJマンでなければ、たくさんの人との出会いもなかった…。
・このブログも、もちろん無かった…。
私は、色々な人に助けられて、応援されてやってこれた。これは、嘘ではなく事実だ。
私一人の力だけでは、絶対に成し得なかった1000回だ。
この先、どこまでやれるかは分からない。しかし最後まで、リスナーさんが聴いている限り、私はロックを語り続ける!
子供の頃、ラジオという宝箱に夢をもらった…あの頃のままで。
ミチヒサのROCK THE SPIRITが、遂に番組放送1000回!
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