ミチヒサのROCK THE SPIRITが、遂に番組放送20周年!

ラジオ
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ミチヒサのROCK THE SPIRITが、遂に番組放送20周年!

MICK
ミチヒサ

ギター大好き~ミチヒサだよ!

このラジオ・ブログでは、私がパーソナリティを務める「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」について!

(このページは “音楽ラジオ編:Vol.2” になります)

・放送20周年って、マジで?
・番組の想い出は?

などなど…。

2022年10月30日に番組放送1000回を迎えて、以前にもブログで紹介した。

パーソナリティになったことや、番組のアレコレを話したので、番組のことは大体分かってもらえているんじゃないかな?

まだの人は、番組放送1000回を先に読んでから、こちらのブログを読んでね~!

20周年なので、ポイントを絞って話していくよ。だって…。

ここでは、私があなたの友達!

サウンドハウス

ミチヒサのROCK THE SPIRIT!

「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」とは、レインボータウンFM(88.5MHz)の開局から続いているロック専門番組。

2023年7月30日に、遂に番組放送20周年を迎えた!

20周年達成を記念して、前回のブログでは語れなかったことを話していくよ。

レインボータウンFM!

レインボータウンFM(大江戸放送局)は、2003年7月21日に開局

当時、東京23区内最後のコミュニティFMの開局だった。23区は電波天国だったから、FM局に与えられる電波は無かったんだよね。

そんな不可能とも思われる中、社長は夢を実現するために奮闘した。側で見ていたので、陰ながら手助けしたり応援し続けた。

今だから言えるけど、もしかして無理なんじゃないか…。そう、思える時もあったのは事実。

そんな、ある日…。

「ミチヒサ、開局するぞ!」

あの日の社長からの電話は、今でも忘れることはない。自分のことのように、嬉しくて涙が流れた。

門前仲町の赤札堂に併設されたスタジオが、レインボータウンFMのスタートになった。

番組作り!

社長とは付き合いがあったので、私がロックが大好きだ!ということは知っていた。番組名は、社長に命名してもらうと決めていた。

「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」

これで、方向性は決まった。ただ、名前が番組名に入るのは、ちょっと生意気じゃないかな?と思ったけどね(笑)。

番組作りは任されたので、どんな番組内容にしようか悩んだ。色々考えたけど、私がリスナーだったころを思い出した。

ラジオから、ロックが流れてくるドキドキ感。パーソナリティの感情があれば、知らない曲やバンドでも伝わってくる。

ここをベースに、普段ロックを聴かないリスナーさんにも、ロックの楽しさや素晴らしさを伝える。

タイム・テーブルは気にせずに、大まかな流れだけを作って、あとはフリーに喋って選曲をする。これぞ、ロック番組!と勝手に思った(笑)。

これは、20年経った今でもブレていない。

メジャーやマイナーなんて関係ない、私が好きなロックを語ってO.A.する。リスナーさんに、何かが響けばパーソナリティ冥利だ。

開局一ヵ月前のリハーサルで、担当ディレクターにOKを貰えたので、間違ってなかったんだ!と確信した。

オープニング・チューン!

番組の顔でもあり、番組のイメージとなるのが、オープニング・チューンだ。

凝ったものを作ったり、他人のメジャーな曲を使おうか悩んだが、当時スカイ・パーフェクTVの某番組でも使われていた、私のバンドONE BIG RUSHの「Recur」にした。

ONE BIG RUSHでは珍しいハネ系の曲で、とてもノリがいい。オープニング・チューンに使うには、丁度良かった。

次に使ったのが、ONE BIG RUSHの「A Raid」。CDにした際に、曲の冒頭に地下道を走る足音が収録されている。

これをアレンジして、足音が止まって「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」と入れてみた。これは評判が良くて、6年くらい使っていた。

現在使っているのは、2009年にブライアン・ベラーさんとレコーディングをした「インフレイム」。経緯は、また後で話そう。

いかにもFM局のような、ど派手なオープニング・チューンも好きだけど、「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」は楽曲が合っているかな。

最初の頃のエンディング・チューンは、その日のミュージシャン関連の曲にしていた。

ここも合わせた方がいいかな?ということで、ONE BIG RUSHの「Suppression-PartⅡ」を使っている。

ラジオ出演!

開局日の週末、7月26日 21:30に「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」が始まった。最初の頃は、他の番組もよく観に行っていた。

そんな矢先…。

社長:大谷令文さんって知っているか?
私:はい、マリノのギタリストさんですよね。
社長:今度、他番組にゲスト出演するんだよ。
私:絶対、観に行きますよ!
社長:じゃあ、番組に一緒に出てくれ
私:はい!え???

9月25日 21:00から始まる「インディーズ・ナイト~チャレンジ★ザ★ドリーム」に出演するために、門仲スタジオに1時間前に到着。

入口に社長がいて、大谷令文さんが到着されていると聞く(まだ、1時間前だよ!)。社長に紹介され、一緒に写真を撮ってもらった。

今日初めて会ったとは思えないほど、ギターやロックの話しで盛り上がり、いよいよ本番。

メイン・パーソナリティの和やかな雰囲気で、番組がスタート。大谷令文さんと共に、私も紹介された(何だか、変な感じだった…)。

マリノの再結成のことや、ギターの素晴らしさ等、大谷令文さんと色々と喋った。継続は力!という言葉は、本当に心に響いたな~。

ラジオ出演は、あっという間に終了。大谷令文さんと一緒だったので、とても楽しい時間を過ごせた。

翌9月26日は、渋谷O-WESTでマリノの最終公演に行ってきた。再結成後のギター・サウンドは、切れ味が増した感じだったね。

初ゲスト!

ラジオ出演の後、大谷令文さんに番組出演をお願いした。翌日ライブだったから、落ち着いたら連絡下さい!と伝えておいた。

数日後、出演OKの連絡があり、2003年10月5日(第11回)に出演が決まった。

当日本番1時間前に、大谷令文さんがいらっしゃった。

私:今日は、宜しくお願い致します。
大谷:こちらこそ、宜しくね!

今回は、ギタリスト対談ということで、基本フリー・トーク。簡単に打ち合わせを済ませ、あとは雑談で盛り上がった。

大谷令文さんを紹介して、これから台本無しのフリー・トーク。ゲストさんを迎えるのも初めてだし、どう話しを切り出していこうか…。

そんな悩みが嘘のように、次から次へとトークが弾んでいく。

ギターのことは当然ながら、真空管サウンドの話しは面白かった。二人が好きな、ヤン・アッカーマンの話しも楽しかったね。

あっという間のゲスト出演だったが、一番楽しんでいたのは私だったかも(笑)。

放送終了後は、スタジオ外に集まった沢山のファンの方から、大きな拍手を頂いた。ホッとした、そんな瞬間でもあった。

大谷令文さん相手に、対マン・トークが出来たことに、大きな自信になったのは言うまでもない。

更に、これから大谷令文さんとは、一番長いお付き合いになるとは予想もしていなかったが…。

スタジオを飛び出した!

レインボータウンFMが、初の他スタジオからの放送となった。

2004年5月8日と9日の2日間。お台場デックス東京ビーチにある東京ベイ・スタジオからの生放送!

ラジオの生放送は勿論、イベントありライブありと盛り上がった2日間。

この2日間の大トリが「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」だった。門仲スタジオもアット・ホームで好きだけど、東京ベイ・スタジオも素晴らしい。

ウッド・デッキから見られるスタジオ。目の前には、レインボー・ブリッジで、夜景は最高だね。

5月8日(第42回)21:00~スタート。1時間枠だったので、前半30分は通常番組、後半30分は大谷令文さんに急遽出演してもらった。

前日に京都RAGでマリノのライブだったので、今回は無理かな…と思っていたが、雨の中駆けつけてくれた。

打ち合わせ無しで、本番ぶっつけ!ツアーの話しをメインに、お互いの珍しい名前について盛り上がった。

最初で最後の東京ベイ・スタジオだったから、大谷令文さんに出演してもらえて、ほんとに良かったね。

ラジオ・ドラマ!

ラジオ・ドラマって、いつの時代も面白い。丁度、レインボータウンFMの他番組でも、ラジオ・ドラマが流行っていた。

ディレクターから、ラジオ・ドラマやってみませんか?と言われ、折角だから挑戦してみよう!という軽いノリで始めた。

受けたのはいいが、ロック番組で何をやる?私一人だから、何役もこなさなければならない。

これは、思ったより大変だぞ~と、少し後悔したのも事実(汗)。

2007年6月10日(第202回)にスタートした、ラジオ・ドラマのタイトルは「プログレ・カフェ」

舞台は、大都会東京。多くの人が行きかう街から、路地裏に入った場所に、頭の固い店主が経営する歴史あるカフェ。

店内は、常にプログレッシヴ・ロックが流れている。しかし、ここを訪れる客は、プログレッシヴ・ロックを知らない。

そんな客と店主のやりとりを、プログレッシヴ・ロックの歌詞を引用して、ドラマ化してみた。

はっきり言って、マジで難しい(大笑)。やっぱり、ラジオ・ドラマの脚本家って凄いんだな~と改めて感じた。

半年で終了したが、これもいい経験だったかな…。

伝説のバンドが再結成!

ずっと再結成するんじゃないか!?と言われ続け、それは叶うことがなかった、レッド・ツェッペリン。だが、現実になる日がきた!

2007年12月10日に、ロンドンのO2アリーナで行われたライブ。実に、27年振りに開催されたライブだ。

ロバート・プラント、ジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズのオリジナル・メンバーが帰ってきた。ドラマーには、故ジョン・ボーナムの息子、ジェイソン・ボーナムが務めた。

「グッド・タイムズ・バッド・タイムズ」から始まり、全16曲。2時間を超える、圧巻のライブとなった。

私は、ラジオからレッド・ツェッペリンが流れてきて、ロックの世界に入った。レッド・ツェッペリンが再結成ライブを行う!というのだから、特集するしかないでしょう。

長い時を経て、今度は私がレッド・ツェッペリンを語る。何だか、感無量だったね。

2007年12月16日(第230回)に、「レッド・ツェッペリン再結成ライブ大成功特集!」と題して放送した。もちろん、大反響があったのは言うまでもない。

因みに、この再結成ライブは「祭典の日」として、2012年にリリース。グラミー賞で、ベスト・ロック・アルバムを受賞している。

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海外から初ゲスト(前編)!

人生で、まさか!と思える瞬間は何度かある。今回は、人生で3本指に入る驚きだったけどね。

2007年12月24日に、局のディレクターから、突然の話しがきた。

D:ミチヒサさん、マイク・ケネリーさん知っていますか?
私:フランク・ザッパ・バンドのメンバーだったからね。
D:マジですか?
私:で、マイク・ケネリーさんがどうしたの?
D:ミチヒサさんの番組に、出演したいそうなんですよ
私:は…???
D:もちろん、OKですよね?
私:すぐに、アポイント取ってくれ!

当時、海外向け用のマイ・スペースをやっていた。私がフランク・ザッパさんを、どれだけ好きか、どれだけ素晴らしいのかを語っていた。

このSNSを、マイク・ケネリーさんが見ていてくれたらしい。

年が明けてから、先方と打ち合わせ。来日公演に合わせて、ラジオ出演したい!とのことだった。

内容は、ミチヒサに任せるよ!とのことだったので、嬉しくもあり責任も重大。

2008年2月1日に、マイク・ケネリーさんのライブを観に、原宿アストロホールへ。素晴らしい歌と、超絶悶絶ギター・プレイを味わってきた。

ライブ後、マイク・ケネリーさんと会っていきますか?と言われたが、めちゃくちゃ忙しそうだったので遠慮しておいた。他のマスコミの取材等も、あったからね。

明日は、私がマイク・ケネリーさんを独占できるから、全く気にしないのだ(笑)

海外から初ゲスト(中編)!

マイク・ケネリーさんの出演は、2008年2月2日。木場スタジオに、20:30集合だった。

1時間前に着いて、ドキドキして待っていたら、20:10にマイク・ケネリーさんが到着。まだ、通訳さん来てない…。

待たせるわけにもいかないので、こうなったら私らしくやるしかない。

私:はじめまして、ミチヒサです。
MK:おお、ミチヒサ!マイク・ケネリーです。

握手をしてもらって、心臓止まるかと思った(笑)

これから20分間、私の拙い英語と身振り手振りのジェスチャーで、乗り切らなければならない。

ONE BIG RUSHのことや、私のギター・プレイのことを逆質問攻め!色々な話しも、何とか理解しようとしてくれて、本当に優しいマイク・ケネリーさん

時間通りに、通訳さん到着。これ程、人が頼もしく思えたことはなかった。

私:もう、大変でしたよ。
通訳:お互いに、笑顔で喋っていましたよね?
私:それは、マイク・ケネリーさんのおかげですよ。
通訳:同じギタリスト同士だから、気持ちが通じ合うんですね
私:そうですか?
通訳:勉強になりました!

いつもは簡単に済ませる打ち合わせだが、今日は通訳が入るので綿密な打ち合わせ。専門用語等が、多く入るからね。

当初は、4曲をCDからO.A.する予定だった。ここで、まさかのサプライズ。マイク・ケネリーさんから、3曲生演奏でどうだろう?と…。

マイク・ケネリーさんが、テイラーのアコースティック・ギターを持ってきていたので、即採用となった(笑)。

さあ、本番だ!

海外から初ゲスト(後編)!

21:15に、スタジオ入り。ヘッドホン・チェックに、ONE BIG RUSHの「Recur」が流れる。

MK:これは、ミチヒサが弾いているのかい?
私:そうですよ。
MK:かっこいいギター・プレイだね!
私:嬉しいです(この曲にしておいて、良かった)。

21:20本番スタート。初の通訳さんを入れての放送、マイク・ケネリーさんにも楽しんでいってもらわなければ…頭の中は色々なことでいっぱい

マイク・ケネリーさんを目の前にして、オープニング・トーク。いつもより軽やかな口調で、マイク・ケネリーさんを紹介。

MK:皆さん、お元気ですか?
MK:Your guitar playing is very very good!

ここだけ、何度もO.A.したくなった(笑)

私が、どれだけマイク・ケネリーさんに会いたかったか?という想いを伝えた。夢のようだと言うと、夢だね!とジョークも軽やかなマイク・ケネリーさん。

生い立ち、フランク・ザッパさんの音楽との出会い、作曲方法等について聞いていった。昨日のライブのことも、楽しく語ってくれた。

生演奏は、「ライブ・イン・ジャパン」「プライド・イズ・ア・シン」「スプレーン」の3曲。サビは歌って欲しい!と言われたので、一緒に楽しく歌った。

どうしても聞きたかったのは、フランク・ザッパさんのことだった。バンド加入の経緯や、彼との想い出や素晴らしさを語ってくれた。

22:20無事終了。まだまだ聞きたいことや、教えて欲しいことは沢山あったが…。

私のギターには、いつもミチヒサを見ているよ!というメッセージ付きのサインを書いてくれた。

MK:とても楽しかったです。また会いましょう!
私:私も楽しかったです(マジで、涙がでそうになった)。

固い握手をして、マイク・ケネリーさんと別れた。

フランク・ザッパさんが好きで、ギターを弾いていて、パーソナリティをやっていて良かった。

一つでも欠けていたら、マイク・ケネリーさんと会うこともなかったからね。

この放送は、翌2008年2月3日(第237回)に、1時間番組でO.A.された。

サッカー愛…東京愛!

「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」は、ロック専門番組だが、やりたいことがあった。

小中高とサッカーをやっていたので、どうしてもサッカーのコーナーを作りたかった。

元々F.C.東京は、江東区がスタート。江東区のラジオ局だからこそ、FC東京を応援したい。

色々調べてみると、江東区というより、東東京にFC東京の応援番組がない。どうすれば、公認の応援番組を作れるのか?

考えるより行動するのが、私のモットー。FC東京に、直接電話をして趣旨を話してみた。

私:ラジオ番組をやっていますが、FC東京応援番組をやりたいのですが。
担当:では、当社で詳しく聞かせて下さい。

伺う日を決めて、調布市にあるFC東京へ。

私がサッカーをやっていたことや、地元のサッカー・チームを応援したい!という旨を伝えたところ、二つ返事でOKをもらった。

番組タイトルや、内容については全てお任せします!ということで、意外にもあっけなく決まった(苦笑)。

F.C.東京は、Jリーグのクラブ・チームでも、色々と難しいと聞いていたのだが…。

2008年6月1日(第254回)に、「ミチヒサの“勝手に”FC東京」としてスタート。エンディングに、FC東京の話しをするようにした。

FC東京公認番組なので、FC東京のホーム・ページにも写真付きで載っているよ!

DAZN

海外ミュージシャンとのレコーディング!

マイク・ケネリーさんと出会って、いつの日か海外ミュージシャンとライブやレコーディングをやりたい!という気持ちが大きくなっていた。

ライブは難しいが、レコーディングなら可能かも…ということで、マイク・ケネリーさんにアポを取ってみた。

そこで紹介されたのが、ベーシストのブライアン・ベラーさんだった。もちろん彼のことは知っていたので、驚きだったけどね!

マイク・ケネリーさんやソロ活動がメインだが、セッション・ベーシストとしても数多く参加している。

ジョー・サトリアーニ、スティーヴ・ヴァイ、ウェイン・クレイマー、マルマズラー、デスクロック、ジ・アリストクラッツ等々。

実際に楽曲を作るに当たって、私からはトリオ・インストをやりたい!と伝えた。

私:どんな曲にしましょうか?
BB:3分程度で、ヘヴィで展開の激しい曲はどうだい?
私:期待に応えられるように、作ってみます。

タイトルを「インフレイム」に決めて、作曲開始。メイン・メロディを決めて、そこに合うベース・ラインを考えた。

これをギターとユニゾンさせて、メイン・リフとした。あとは変拍子を混ぜつつ、大まかな流れを作った。

折角なので、ブライアン・ベラーさんのベース・ソロも入れてもらうようにして、譜面と共に一度確認してもらい一発OK!

ユウジ(ONE BIG RUSH)にドラムを頼み、ブライアン・ベラーさんにベースのレコーディング、最後にギターをレコーディングして「インフレイム」は完成した。

初の海外ミュージシャンとのコラボは、一瞬にして終わってしまったが、物凄く大きな経験になったのは言うまでもない。

2009年9月20日(第322回)から、番組のオープニング・チューンが「インフレイム」となった。

 

伝説のライブが映像化!

近年は、昔のお宝映像や音源が発掘されて、噂でしかなかったものが体験できる時代になった。映像も音源も、とてもクリアだからビックリするけどね。

私が大好きなフランク・ザッパさんに関しても、もちろんこの手の商品はたくさんある。生前も、本人が出しまくっていたけどね(笑)。

私が好きな時代は、1973年マザーズと言われるメンバー。

詳細は長くなるので割愛するが、ザ・マザーズ結成10周年を記念した、ライブ・ツアーを収録したアルバム「ロキシー&エルスウェア」がある。

このライブが、映像としてリリースされると噂になったのが10数年前。もうリリースされないのでは?と思っていた2015年に、遂にリリースとなった。

「ロキシー・ザ・ムーヴィー」と題された作品は、全18曲120分を超えるパフォーマンス。本当に、生きてて良かった(笑)!

フランク・ザッパさん推しの番組としては、特番をやらない訳にはいかないでしょう。

2015年11月8日(第641回)ツアーやメンバーの話しを中心に、このライブを楽曲と共に、「ロキシー・ザ・ムーヴィー・リリース特番」と題して紹介した

ロックと言えば、夏フェス!

私は365日、ロック漬だが…。ロックと言えば、やはり夏が似合うよね。

世界では、様々なロック・フェスが行われているが、新旧問わず出演させることができたら面白いよな~!

そんな気持ちで始めたのが、「ROCK THE SPIRIT夏フェス」

ライブ音源を使い、今では存在しないバンドも出演させて、架空のロック・フェスを作り上げた。私が一番楽しんで、バンドを選出しているんだけどね。

第1回は、2017年8月16日(第732回)。反響も良かったので、毎年企画している。

特にコロナ禍の時期は、ロック・フェスどころかライブも全くなかったから、この企画には助けられた。

もっとやって欲しい!という声もあるが、バラード特集等と一緒で、年1回だから楽しみがあっていいんじゃないかな?

ロックを、もっと身近に感じて欲しい!

「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」は、ロック・ファンが圧倒的に多い。

あまりロックを聴かないリスナーさんに、ロックの面白さをどう伝えればいいのか?これは、番組を始めた頃からの課題でもある。

番組当初から長い間、あまり私のことを喋ることはなかった。しかし、反響が多い時は決まって、私の話題が絡んでいる時だった。

それからは、少しづつ私の経験談も混ぜながらトークするようになった。その究極のコーナーが、「死ぬ気でギターを弾いてくれ!」だった。

私が過去にコピーをしたり、ライブで演奏した楽曲を、その時の想い出と共に紹介するというものだ。

確かに、私自身が感じたことだから、楽曲の思い入れは強い。その分、リスナーさんに想いが伝わりやすいからね。

このコーナーは、番組では一番新しくて、2019年3月24日(第817回)にスタートした。

追悼番組は、過去に2度だけ!

この20年に亡くなったミュージシャンは、挙げたらキリがない…。

「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」は、1960年代から現在まで取り上げているから、既に亡くなっているミュージシャンも多い。

亡くなったから特集する!というスタンスではなく、普段から生死問わず幅広く紹介することにしている。

大好きなデヴィッド・ボウイさん、エドワード・ヴァン・ヘイレンさんだって、追悼番組をやってないからね。

追悼番組と言うより、私の大好きなジェフ・ベック!みたいな特集のほうが好きだからな~。そんな中で、たった2度やった追悼番組。

ニール・パートさん:2020年1月19日(第858回)

私がトリオ・バンドを本気でやりたい!と思ったのは、実は彼の影響が大きい。様々な面で、フランク・ザッパさんとは違った、私の神様なんだよね。

大谷令文さん:2022年10月16日(第998回)

「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」に、一番多くゲスト出演して、ギターや音楽を一番語り合った。あまりにも、身近な人過ぎたから…。

これからも、追悼番組は殆どやらないと思う。亡くなったから特別ではなくて、私にとっては何時でも最高のミュージシャン!

その時に、もっとO.A.しておけば良かったな~とならないように、これからもたくさんのミュージシャンを紹介していくよ。

サウンドハウス

最後に!

今回は、番組放送1000回では語れなかったことを中心に、番組放送20周年としてブログにしてみた。

まだまだ裏話しはあるんだけど、もうキリがないからね(笑)。

最初は、1クールできればよかったけど…。リスナーさんが増えて、ラジオが楽しくなってくると、やっぱり欲が出てくるんだよね~。

1年、100回、10年、1000回、20年…。いつも、その節目を目指してやってきた。

いつかは、必ず終わりがくる。番組が切られるかもしれないし、私自身が体調不良等で辞めるかもしれない。

いつ辞めても悔いは残るだろうけど、その時に「やりきった!」と言えるように、常に全力でラジオを楽しんでいる

「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」を聴いて、ロックを楽しんでもらえれば嬉しい。

ラジオという世界に、私の存在が一瞬でも残せたなら本望だ!

「ミチヒサのROCK THE SPIRIT」に関わってくれた、全ての皆さんに感謝。

ミチヒサのROCK THE SPIRITが、遂に番組放送20周年!

もう一つ…。

マイク・ケネリーさんに、もしフランク・ザッパさんが生きていたら、私の番組に出演してくれたか?と聞いてみた。

彼は、メジャーやインディーズ等で人を評価はしない。その人に、興味があれば誰でも受け入れるからね。

ミチヒサは面白い男だから、きっと喜んで出演してくれたよ!

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