リズム感がいいと、ギターは上手く聞こえる!
ギター大好き~ミチヒサだよ!
今日は、ギターのリズム練習について。
(このページは “音楽ギター編:Vol.16” になります)
・速弾きの練習が、優先ではないの?
・リズム感は、大人になってからでも大丈夫?
コードを覚えたり、スケール練習したり、コピーしたり…。ギターは、やることが多い。リズムの練習は、どうしても軽率になってしまう。
実は、最初に覚えて欲しいのだが…。でも、大丈夫~私は全力で応援するよ!
ここでは、私があなたの友達!
リズム感の良さは、あなたを救う!
ギターは、今日明日で上手くならない。毎日、コツコツと練習していくしかない。決められた時間で、様々な練習メニューをこなしていこう。
まず取り組んで欲しいのが、リズム感を鍛えること。後々、あなたの大きな助けになってくるよ。
リズム感の良し悪しは、気づきにくい!
リズム感が良い=リズム隊と思われがちだが、全ての楽器を演奏するプレイヤーは、リズム感が良くなければならない。
音楽ギター編:Vol.3でも話したけど、バッキングやソロを弾いても、リズム感が悪いと全てが台無し。リズム感が悪いと、カッコ良く聞こえない…。
私は凡人だから、リズムの良し悪しというものが、最初は全く分からなかった。ドラムと合わなければ、リズム感が悪い…程度にしか思っていなかった。
ある時、他のバンドの練習に参加したことがあった。そこで感じた違和感…。
弾きにくい!
何とか合わせようとしたが、上手くいかない。何でだろう?と…その時に、気が付いた。
私のバンドのリズム隊って、リズム感がいい!
そんな経験を、バンド練習の時に話しをした。メンバーは、とても喜んでいたが、笑ってこう言い返してきた。
うちのバンドは、ミチヒサのギターが引っ張っているよ!
私は、全く理解ができなかった。ドラマー曰く、自分のリズムがよれているかは、私のギタープレイを聴けばわかるという。
この頃は、リズム感がいい!と言われるよりも、テクニックが凄い!と言われたかったのだが…(笑)。
リズム感って、生まれつきではないの?
少なくとも、私は生まれつきではない。幼いころから、音楽を聴きまくっていたけど、それがリズム感に繋がったとは思えない。
ギターは独学だったので、良いと思えることは何でも取り入れた。18歳から始めたから、それは必死だった(汗)。
ギターを始めて約半年後には、ライブが決まっていた。リズムマシンの購入も考えていたが、とにかくコピーが先決。
とにかく音源に合わせて、ひたすら練習する。音源のギターが聴こえなくなるまで、ひたすら弾く。
ある時、友人のギタリストが、BPM=180で弾きまくったぜ~と言っていた。それって、凄いのか(当時の私は、そんなレベルです)?
メトロノームが家にあったので、今コピーしている曲のテンポを調べてみた。
一番速くても、135くらいだった。180って凄く速い…絶対に無理。でも、頑張ろう。
速い曲だと、ギターのリフやソロが弾けない。では、どうするか?
メトロノームを相手に、弾いてみよう!
BPM=180の曲も、120なら弾ける。弾けるようになったら、125で弾いてみる。こうやって、少しづつ上げていった。
こういった毎日の練習が、リズム感に繋がっていったのかな…。
リズム感を、鍛えよう!
先ほどの、メトロノームを使った練習は、結果的に吉とでた。
メトロノームの良いところは、視覚でも確認できるところ。耳と目の両方で、リズムを捉えることができる。
カチカチという音を消したり、裏のリズムで弾いたり…。毎日使っていると、揺れる針がリズミカルに見えてくるから不思議だ(笑)。
但し、夜間はうるさいかも…。
今は、電子式のメトロノームが主流だね。音量調節だけでなく、音も変えられるし、メトロノームと同じように電子の針が動くものもあるからね。
リズム感の鍛え方は、色々ある。これは、私の練習方法だが…。
リズムに合わせて歩く!
携帯できる電子式のメトロノームを、ウォークマン変わりに聴く。徹底的に、体にリズム感を叩き込む。ギターを始めたころは、こんなことやっていたな(笑)。
友達に「何を聴いているの?」と言われた時は、返答に困ったけどね…。
リズムは、日常に溢れている。何でも、リズムに置き換えることもやっていた。信号の点滅、電車の揺れる音…。それが当たり前になってきたら…。
裏のリズムを意識する!
音楽は、裏を上手く捉えることが大切。分かりやすく説明すると…。点滅が、パッ・パッ・パッ・パッ・となっている場合、「パッ」が表で、「・」が裏となる。
こんなことで、本当に鍛えられるのかは、医学的には不明(笑)。私は、これを繰り返してリズム感を養ったのは確かだけどね。
ギターで実践してみよう!
日常から、リズムを意識することは大切だが、ギターでも練習していかないとね。でも、やることはあまり変わらないよ。
メトロノームを鳴らして、表でダウン・ストロークする。弾けたら、裏はアップ・ストロークを入れる。上手く弾けたかな?
頭で分かっていても、ギターで弾くと難しい。楽勝~という、あなたは素晴らしい。
今度は、BPMを遅くしてチャレンジしてみよう。難易度が、上がっていくよ。
あなたは、リズムをどこで感じている?頭と指先だけでは、なかなかリズムを掴み辛い。そんな時は…。
足でリズムをとろう!
どちらの足でも構わないけど、ワウを踏む足がいい。今は、ワウを使っていないかもしれないが、使うなら?と考えてみて。
つま先か踵になるけど、つま先は少し走り気味になりやすいかな。
パッ・パッ・パッ・パッ・というリズムが上手くとれなければ、パパパパパパパパとやってみよう。
4回でリズムをとるところを、8回にしてみる。裏もリズムをとる!ということだね。
あら、不思議!ってことになるはずだよ。但し、足がつらないように気をつけよう(笑)。
リズムマシンを使ってみよう!
メトロノームは、同じテンポを繰り返すだけ。リズム・キープの練習にはいいんだけど、シンプルだから飽きがくるのも事実。
もう少し本格的なものが欲しいと思ったら、リズム・マシンにしてみよう。因みに、ドラム・マシンというのもあるけど、基本的には同じだと思っていいよ。
同じリズム・キープの練習でも、ドラムの音が鳴ると気持ちがいい。作曲にも使いたい、ドラマー代わりにしたいなら、プログラミングができるリズム・マシンがいい。
パソコンでの、DTMドラム音源だと、もう臨場感が凄い。でも、そこまで凝るのは、もっと先でもいいかな(笑)。それより、ギターを練習した方がいいと、私は思う。
私も、昔はリズムマシンを使っていた。でも、バンドを組むと、そこまでの需要はなくなった。だって、ドラマーが最高なドラムを叩いてくれるからね。
あなたはリズム・マシンを、どのように使うのか?
そこを考えて、リズム・マシンを選ぶようにしよう。
因みに、私が使っているリズム・マシンを紹介しよう。私は、リズムやアドリブ練習が主になるので、これ一択。ずっと、ジャムっていられるよ(笑)。
ギターの演奏に合わせて、ベースとドラムが勝手に演奏してくれる。ジャンルも12個から選べて、オーバー・ダビングまでできてしまう。ほんと、これ1台で、ライブも夢じゃない。
最後に!
ギターの練習方法は、コードやスケールを覚えたり、曲をコピーしたり…。人それぞれなんだけど、ギターを弾く時に共通しているのはリズムを意識すること。
軽視されがちだけど、将来良かった~となる。リフもソロも、リズム感が良いと、めちゃくちゃカッコいい~。
勢いがある!と、ノリがいい!は違うからね。
リズム感を鍛えるのは、ギターの基本!だって…。
リズム感がいいと、ギターは上手く聞こえる!
コメント