パワー・サプライは、エフェクター使いの必須アイテム!

ギター
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パワー・サプライは、エフェクター使いの必須アイテム!

MICK
ミチヒサ

ギター大好き~ミチヒサだよ!

今日は、パワー・サプライについて。

(このページは “音楽ギター編:Vol.27” になります)

・パワー・サプライは、エフェクターが何個から使うの?
・種類が多すぎて、どれを選んでいいのか分からない!

などなど…。

エフェクターへの電源供給は、アダプターか電池の2種類。どちらがいいのか?というのは、後で話すとして…。今日は、パワー・サプライについて話していく。

エフェクターが増えれば、導入の筆頭だよね。最初は、どれを選べばいいのか分からない?でも、大丈夫~私は全力で応援するよ!

ここでは、私があなたの友達!

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アダプターvs電池!

コンパクト・エフェクターは、例外を除いてアダプターでも電池でも駆動する。では、どちらがいいのか?という疑問が残る。これには、一長一短がある。

【メリット】

・電池:音が良い。ノイズがない。
・アダプター:電源を供給し続ける。手間がかからない。

【デメリット】

・電池:音が劣化していく。お金と手間がかかる。
・アダプター:電圧が不安定。ノイズがのる。

単に、音が良い!だけなら、電池となる。しかし、電池は消耗していくので、音は劣化していく。スタジオやライブ毎に、電池を交換するのは大変だよね。

音に関しては電池に負けるが、アダプターは安定した電源供給ができる。電圧やノイズに関しては避けられないが、対処しているアダプターを使えば解消はできる。

それでも、電池派のプレイヤーはいる。これは、個人の拘りだからね。電池派のあなたは、ここで終了だよ!

エフェクターが少ないうちは、電池でも問題ないだろう。但し、アダプターを使えば楽になるのは言うまでもない。

パワー・サプライとは?

アダプターとは、9V電池の代わりにつかう電源供給機のこと。基本、DC9Vのものを使う。つまり、アダプターは1台のエフェクターにしか電源供給ができない。では、パワー・サプライとは…。

1台で複数のエフェクターに、電源を供給できる!

5個のエフェクターを使う場合、電池でもアダプターでも同じ数を用意しなければならない。電池なら問題ないが、アダプター5個は邪魔でしかない(汗)。

但し、アダプターはパワー・サプライと比べて、電圧が安定していてノイズは少ない。

数が少ないうちはアダプターでもいいが、アダプターの頭は大きいので設置に困るし、エフェクター・ボードの中がぐちゃぐちゃになる。

そこで、パワー・サプライの出番となる。

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パワー・サプライの種類!

パワー・サプライには、通常型・独立型・分岐型の3種類がある。あなたにあった、パワー・サプライを選ぼう。

通常型:パワー・サプライの、定番モデル。1つの電源供給回路(レギュレーター)を使い、複数の端子から電源を供給するタイプ。

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独立型:パワー・サプライの、ハイエンド・モデル。1つの端子に、1つの電源供給回路(レギュレーター)が搭載されているタイプ。

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正しくパワー・サプライを選ぼう!

色々なメーカーから、パワー・サプライが発売されているので、どれを選べばいいのか悩むよね。とりあえず!で選ぶと…。

・エフェクターの電源が入らない。
・ノイズが発生する。
・最悪の場合、エフェクターが壊れる。

確認するポイントは、大きく2つある。

電流容量:各エフェクターには、最大消費電流 〇〇mAと表示されている。合計の消費電流より、電流容量が大きなパワー・サプライを選ばなければならない

パワー・サプライの最大消費電流を超えてしまうと、どうなるのか?壊れることはないが、エフェクターの効きが悪くなったり、音が出ないことがある。

最大消費電流がギリギリ!というのも、やめておこう。エフェクター本来の力を、発揮できないことがある。目安としては、70~80%と言われている。

駆動電圧:殆どのエフェクターは9V駆動だが、12Vと18Vも存在する。エフェクターの電圧を確認して、対応するパワー・サプライを選ぼう。

誤った電圧で使用すると、どうなるのか?

エフェクター側の電圧が高い場合、エフェクターの効きが悪くなる。逆の場合は、エフェクターが壊れることもあるので、注意しよう。

購入する前に、あなたのエフェクターを確認して、正しいパワー・サプライを選ぼう!

パワー・サプライのノイズ対策!

パワー・サプライを使うと、電子的なノイズが出る。これは、デジタル・ノイズと呼ばれるものだ。原因は…。

アナログとデジタルが混在している!

アナログ・エフェクターとデジタル・エフェクターを同時に使うと、デジタル回路の変動電圧部分が起因となる。

パワー・サプライを導入したのに、ノイズが出ては意味がない。ノイズ対策は、2通りある。

デジタル・エフェクターを、別のアダプターで使う。この場合は別のコンセントを使用することになるが、コンセントが確保できなければ、意味がなくなってしまう。

簡単なのは、独立型のパワー・サプライを使う

1つの端子に、1つの電源供給回路が搭載されているので、電流が混在することがない。アナログ・エフェクターとデジタル・エフェクターを同時に使っても、大丈夫だ。

独立型のパワー・サプライは、ノイズ対策をしているものも多い。但し、独立型と名乗っていても、いい加減な作りのものがあるので注意が必要だ。

パワー・サプライを選ぼう!

エフェクターを買うことは多いが、パワー・サプライを買い替えることは少ない。私も先日、数年ぶりに買い替えたくらいだ。

そのくらい、パワー・サプライとは付き合いが長くなる。現状を見てパワー・サプライを選ぶのもいいが、先を見据えて選ぶのも一つの方法だよ。

ここでは、私がおすすめするパワー・サプライを紹介しよう。

【通常型】

CUSTOM AUDIO JAPAN(カスタム・オーディオ・ジャパン)

・AC / DC Station Ⅵ(最大消費電流 : 450mA):9V×8

ノイズレスな、リニア方式。供給電圧を、常時モニターするデジタル・ボルテージ・メーター付き。出力電圧は、9.65Vになっているので、エフェクターのポテンシャルを最大限に引き出してくれる。

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One Control(ワン・コントロール)

・Distro All In One(最大消費電流 : 2000mA):9V×8、可変ポート×1

信頼のあるメイド・イン・ジャパン。アルミ削り出し筐体のため、ノイズはとても低い。この小さなボディで、可変ポートが付いている。カラーも、3色揃っている。

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MAXON(マクソン)

・PD01(最大消費電流 : 2000mA):9V×7

30年以上も愛されている、パワー・サプライ。電圧安定回路を内蔵しているので、安定した電源を供給。電源ONは、LEDインジケータが教えてくれる

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【独立型】

VITAL AUDIO(バイタル・オーディオ)

国産ブランドで信頼性も高い、VITAL AUDIOのパワー・サプライ。各DCは常時緑色に点灯しているが、異常があると赤色に変化する。アルミ削り出しなので、ノイズ対策もしっかりしている。

充電式のパワー・サプライ(VA-R8)もあるので、あなたにあったパワーサプライを選ぼう。価格もリーズナブルなので、初めての独立型には、おすすめ。

・VA‐05 ADJ:9V(300mA)×3、可変ポート(500mA)×2

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・VA‐08 MK‐Ⅱ:9V(500mA)×6、可変ポート(800mA)×2

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・VA‐12:9V(300mA)×9、可変ポート(500mA)×3

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・VA-R8:9V(300mA)×6、9V(500mA)×2

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STRYMON(ストライモン)

高品質なエフェクターをリリースしている、STRYMONのパワー・サプライ。超低ノイズで、音質が良くなる感覚を得る事ができる。拡張用キットを使って、供給数を増やすことができる。

エフェクターの消費電流を、気にしないで使うことができるのも、人気の理由の一つだ。クラス最高!と呼ばれる、パワー・サプライ

・Ojai:9V(500mA)×5

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・Ojai R30:可変ポート(500mA)×5

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・Zuma R300:9V(500mA)×4、可変ポート(500mA)×1

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VOODOO LAB(ヴードゥ・ラブ)

30年以上も世界中のアーティストに選ばれている、プロ品質の独立型パワー・サプライ。DIPスイッチで、電圧を変換することができる

安定した電圧を供給するリニアレギュレーターに、ノイズをほとんど発生させないリニア電源を使用。拡張パワー・サプライとして、供給数を増やすことができる。

・Pedal Power 2 Plus:可変ポート(100mA)×6、可変ポート(250mA)×2

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・Pedal Power 4×4:9V(100mA)×4、9V(400mA)×2、可変ポート(400mA)×2

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CUSTOM AUDIO JAPAN(カスタム・オーディオ・ジャパン)

・DC / DC Station Ⅱ:9V(150mA)×6、9V(500mA)×2

供給電圧を常時モニターする、デジタル・ボルテージ・メーター付き。拡張リンク機能付きなので、もう一台DC / DC Stationを接続することができる。

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FIREGLOW(ファイヤーグロー)

・PPS-01:9V(300mA)×6、可変ポート(500mA)×2

国産のパワーサプライ。回路ショート保護機能付きなので、過電流や電力不足にも対応。各DCに、LEDライトが搭載されているのは便利だね

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Vivie(ヴィヴィー)

・Clear Power Ⅵ:9V(500mA)×2、9V(100mA)×3、可変ポート(100mA)×1

トランス式アダプターを使用していているので、低ノイズを実現。保護回路を各出力に搭載しているため、過電流やショート時にはLEDでエラーを表示してくれる

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あなたに合った、パワー・サプライを見つけてね!

サウンドハウス

最後に!

パワー・サプライには、たくさんの種類や仕様がある。あなたが使っているエフェクターをチェックして、余裕を持ったパワー・サプライを選ぶようにしよう

パワー・サプライについて、よく聞かれることがある。

エフェクターが9V(100mA)となっていて、9V(300mA)のパワー・サプライを使っても大丈夫なのか?答えは…。

全く、問題なし!

300mAのパワー・サプライを使っても、エフェクターに流れ込むのは100mA。

エフェクターより、大きい値のパワー・サプライであれば大丈夫!と覚えておこう。

但し、電圧は必ず合わせること!

18Vといったエフェクターもあるので、同じ電圧対応のパワーサプライを選ぼう。上記に紹介した、可変ポート付パワー・サプライが便利だね。

軽視されがちなパワー・サプライだが、クリーンな電源は良質なサウンドを出してくれる。長い付き合いになるので、しっかりしたものを選ぶようにしよう。

パワー・サプライは、エフェクター使いの必須アイテム!

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