ストラップに拘れば、プレイも見た目も120%アップ!
ギター大好き~ミチヒサだよ!
今日は、ストラップについて。
(このページは “音楽ギター編:Vol.40” になります)
・どんな種類があるのか、知りたい!
などなど…。
お客さんには見えないエフェクターの色に拘るギタリストが、ストラップに拘らない。ぶっちゃけ、何でもいい!と…。
確かに、ギターが落ちなければ問題はないよね。しかし、ストラップは奥が深い。あなたのギター・ライフが、変わるかも!?
どんなストラップを選べばいいのか、分からない?でも、大丈夫~私は全力で応援するよ!
ここでは、私があなたの友達!
ストラップを使おう!
ギターに関するブログは、山のようにある。ストラップを話題にしたブログは、殆ど見ないので、今回はストラップを取り上げてみよう。
あなたは、ストラップを使ってる?
床や椅子に座ってギターを弾くのに、ストラップはいらない!という人もいるだろう。実は、私もそう思っていた。
あの事件が起こるまでは…。
ストラップを付けずにギターを弾いている時に、ピックを落としてしまった。もう、この後の悲劇は分かるよね。
ピックを拾おうとしたら、バランスを崩してボディの下から落下。塗装が剥がれるだけで済んだが、ストラップを付けていなかったことを後悔した。
座ってギターを弾くと、ストラップがたるむから意味がない!と思っていたが、ギターの安定という意味はある。
面倒でも、スタジオやライブでストラップを使うのなら、ストラップを使う癖を付けておこう!
ストラップの構造!
ストラップに拘るポイントは、人それぞれ。拘るには、ストラップの構造を知らないとね。まあ、構造なんて大袈裟なものでもないが(笑)。
ストラップは、基本3つのパーツでできている。
・帯
ストラップの本体で、素材や柄といった違いが分かりやすいね。その人の個性や、拘りが一番出るところかな。
・調節具
ストラップの長さを調整する器具で、弾き手には大切なパーツになるね。私が拘るのも、調整具なんだよね。
・ストラップエンド
ストラップの末端部分で、ここは帯の延長になっていたり、別の素材が付いているものがある。
見た目が一番なんだけど、それ以上に素材等のパーツが大事なんだよね。では、各パーツについて掘り下げていこう!
帯の素材に拘ろう!
帯の素材には、色々な種類がある。素材によって、メリットとデメリットがあるので、どこに拘るか?でチョイスしてみよう。
・レザー
安定感・滑りにくさを求めるなら、レザーがおすすめ。ギターがズレたり、ヘッド落ちを防ぐことができる。裏面にスエードが貼ってあれば、さらに滑りにくくなるよ。
レザーは耐久性も高いので、長期間使うことができる。長く使えば、レザー特有の風合いが出て、柔らかくなって馴染んでくるのも特徴。
微妙な長さ調節ができないので、購入前にチェックすること。汗や水には弱いので、洋服等への色移りにも気をつけよう。
・化学繊維
ストラップの素材で一番多いのが、ナイロンやポリプロピレン等の化学繊維だ。バリエーションが豊富なので、色やデザインが人と被ることも少ないだろう。
ある程度の滑りがあるので、激しいパフォーマンスをしたり、演奏中にギターを動かしたい人におすすめだ。
帯は一枚ものが多いが、二~三枚重ねのものもある。滑り対策で、表と裏で違う素材を使っているものは便利だね。
レザーには負けるが、耐久性も割と高めかな?価格も安いので、汚れたら買い替えるようにしよう。微妙な長さ調節も、OKだよ。
・コットン
軽くて柔らかく、肌触りがよいのがコットン製のストラップ。肌にも優しいので、Tシャツや裸でプレイするときにはおすすめ。
滑りやすさは、レザーと化学繊維の間くらいなので、フィット感は抜群だ。
使っているうちに、毛羽立ってくるのが難点かな~。耐久性という面では、上記2種類に比べて劣ってしまう。
上記3種類がメインとなるが、他にも変わった素材のストラップはある。スウェードやオプレン、透明な樹脂製といったもの。
あなたの拘りで、選んでいこう!
もっと帯に、拘っていこう!
素材は、決まった。他にも拘りのポイントがあるので、紹介していこう!
・デザイン
実は、ここが一番大事!だったりする。ストラップ自体がカッコよくても、ギターやステージ衣装と合っているか?
渋くキメたければ黒のレザー、ポップにしたければカラフルなものがいいだろう。ジャンル等も考えて、色や柄等をチョイスしていこう。
私は個性的なものが好きだけど、ギターによって全てストラップは変えているよ!
・幅
肩への負担は、幅の広さに比例する。疲れたくなければ、ギターの重みが分散する幅の太いものを選ぶようにしよう。
太いストラップは無骨でカッコいいが、動きが悪くなる。肩への負担は大きいが、ライブでのパフォーマンスを求めるなら、細いストラップがいい。
負担軽減するなら、肩の部分だけ太くなっているものを選ぶといいだろう。
私が使用しているストラップは、全て5cm幅なので負担は殆どないかな~。
・硬さ・厚み・重さ
ここに関しては、個人の好みになる。もちろん、しっかりした作りの方が丈夫だし、安心感や耐久性もある。
丈夫になれば、取り回しや負担は大きくなる。あまりにも硬くて、折り畳んでギター・ケースに入らない!なんてこともあるからね。
あなたのプレイに負担をかけずに、見た目もカッコいい!そんなストラップを、見つけて欲しい。
調整具で、プレイに差がでる!
プレイに大きく影響するのが、ストラップの長さ。ギターは高さ次第で、弾きやすくなったり、弾きにくくなったりする。
ストラップの長さは、調節具を使う。調節具を使わないものなどを含めて、ストラップの長さの調整方法について話していこう。
・アジャスター式
化学繊維やコットンのストラップには、このタイプが多い。無段階に調整できるので、長さも自由自在だ。
練習中や、ギターを変えたとき等、即時に微妙に長さを調整できる。ストラップの素材によっては、使っているうちにズレてしまうこともあるからね。
素材は、プラスチックと金具がメインだね。ギターに傷が付く可能性があるので、私はプラスチックにしている。
・バックル式
レザーのストラップに、よく使われているタイプ。アジャスターと違って、バックルは大きな金具になっているので、見た目もカッコいい!
ベルトのように、穴の位置で長さを調整するので、段階的にしか長さを変えられない。即時に、ストラップの長さは調整できる。
素材は金具なので、ギターにぶつけないように注意しよう。
・スリット式
こちらも、レザーのストラップに使われているタイプ。ストラップに開けられた穴を通して折り返すので、アジャスターやバックルを使わない。
穴の位置は決まっているので、段階的にしか長さを変えられない。ストラップの長さの調整は、少し時間がかかる。
長さが決まれば、ズレることがないので安心だ。アジャスターやバックルがないので、ギターに傷つく心配はない。
ストラップの長さで、急に弾けたりするから不思議だ。
アジャスター式でベストな長さを見つけて、バックル式やスリット式にするのもいいだろう。
ストラップエンドは、命を繋ぐ!
ストラップエンドは、ストラップの両端のこと。別の素材を使っているものが多いが、帯の延長がストラップエンドになっているものもある。
ストラップエンドに開けられている穴に、ストラップピンを通す。因みに、ボディ後方のピンは、エンドピンと呼ぶ。
ストラップの向きは、デザインで判断できる。分からない時は、ストラップエンドにロゴが付いている方が、前と覚えておこう。
ストラップをしていても、ギターが落下することがある。帯が切れることはないだろうが、ストラップエンドが外れることがある。
ストラップピンを通す穴の強度が、しっかりしているものを選ぼう。穴が大きすぎたり、緩かったりすると危険だ。もちろん、経年劣化で伸びてしまうこともある。
ストラップロックという、ストラップとストラップピンとを固定する器具がある。これを利用するのも、一つの方法だね。
おすすめの、ギターストラップ!
有名メーカー、ストラップ専門メーカーのものなら問題はない。ミュージシャンも市販のものを、そのまま使っている人もいるからね。
・レザー
GIBSON(ギブソン):ASCL‐BRN The Classic‐Brown Leather with Suede Back
FENDER(フェンダー):BROKEN-IN LEATHER STRAP, 2.5″ Brown
MOODY STRAPS(ムーディー・ストラップ):Leather & Suede 2.5″ Standard Black / Red
VOX(ヴォックス):Vintage Strap Black
KEN SMITH(ケン・スミス):SMITH STRAP BLACK EXTRA LONG
・化学繊維
ERNIE BALL(アーニー・ボール):4040 POLYPLO STRAPS Red
DADDARIO(ダダリオ):50H10 POLYESTER WOVEN GUITAR STRAP Snakeskin
FENDER(フェンダー):Vintage Tweed Strap
DIMARZIO(ディマジオ):2 INCH NYLON CLIPLOCK DD2200 W
JIM DUNLOP(ジム・ダンロップ):ILD06 ILOVEDUST Strap Smoking Moon Orange
・コットン
DIMARZIO(ディマジオ):WOVEN COTTON WITH LEATHER ENDS DD3100CN
DADDARIO(ダダリオ):50CT00 COTTON GUITAR STRAP
EPIPHONE(エピフォン):Epiphone Cotton Guitar Strap Red
FENDER(フェンダー):2” Sonoran Strap-Oasis
種類だけで言ったら、グッズの中ではトップ・クラス。これだけあるのだから、あなたも拘って見つけてみよう!
最後に!
最初は何でもいいと思っていたストラップも、ギターや使い勝手に合わせて変えてみたり、洋服や衣装に合わせてみたり…。
デザインは、センスがでる。あなたのプレイや、バンドのイメージに合ったものを選んでみよう。
上手く弾くためには、微妙な長さも影響してくる。こちらも、あなたに合った長さを選んでいこう。
迷ったら、好きなミュージシャンが使っているものと、同じものにするのもいいだろう。これだけでも、気分はアガる!
軽視されがちなストラップだけど…。
ストラップに拘れば、プレイも見た目も120%アップ!
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