オリジナル曲は、バンドの一体感を生む!
ギター大好き~ミチヒサだよ!
今日は、バンドでのオリジナル曲について。
(このページは “音楽ギター編:Vol.17” になります)
・オリジナル曲で、ライブをやった方がいいの?
・カッコ良い曲が、作れないんだけど?
作詞は、何となくイメージできても、作曲は難しい…。バンドでオリジナル曲を作っても、上手くいかない…。
そんな話しを聞くけど、大丈夫~私は全力で応援するよ!
ここでは、私があなたの友達!
オリジナル曲で、ライブをやろう!
あなたの初ライブは、カヴァー曲?オリジナル曲?もし、カヴァー曲だったら、いづれはオリジナル曲でライブをやりたいよね。
確かに、カヴァー曲は盛り上がる。だって、皆が知っている曲だからね。
オリジナル曲は、もちろんお客さんは知らない。そんな中で、パフォーマンスを披露しなければならない。
それでも、バンドはオリジナル曲をやりたい!いや、やろうぜ!
バンドの方向性を確かめよう!
私が、オリジナル曲やろうぜ!と言っても、あなたやバンドが、カヴァー曲でやると決めていれば、今回の記事は飛ばしていいよ。
バンドの方向性は、バンドで決めているはず。もし、決めていなければ、早い段階で話し合った方がいい。
オリジナル曲云々もだが、プロを目指すのか?趣味でやっていくのか?等々…。
方向性がバラバラだと、最終地点が違うので、モチベーションも変わってくる。オリジナル曲は、あなたのバンドを決める重要なもの。
音楽性も含めて、しっかり方向性を決めていこう。
曲を作っていこう!
オリジナル曲をやると決めたら、バンドで決めた音を表現する曲を、作らなければならない。では、どうやって作っていくのか?一言で言えば…。
作り方は、バンドによって異なる!
これだけは、正解はない。プロのバンドを見ても、作曲方法は様々なんだよね。そこで、幾つかのパターンを挙げてみよう。
・詞から作る
・曲から作る
まずは、この2パターン。例えばヴォーカリストが作詞をしたものに、メロディやコードを付けて作っていく。作曲からだと、この逆になる。
・個人で作る
・バンドで作る
次に、この2パターン。例えばギタリストが作詞作曲をして、バンドでアレンジする。バンドだと、スタジオで意見やネタを出しながら作っていく。
私の場合は、全てあり得るのだが、基本は個人でメロディから作る。もちろん、これらに決まりはないから、バンドのやり方を決めて曲を作っていこう。
更に詳しい作曲方法については、また別の機会に紹介しよう。
曲を完成させよう!
曲作りが上手くいかない?経験者がいれば、いいけど…全員が初めてだったら、最初は大変かもしれない。でも、これだけは言っておくけど…。
最初から、カッコイイ曲は作れない!
何曲も作ってみればいい。初めから上手くいく人は、天才だね。私が教えることは、何もないよ(笑)。
では、オリジナル曲を完成させていこう!
スタジオに入る前に、オリジナル曲についての打ち合わせをしよう。スタジオだと、時間が勿体ない。音出しをする前の、準備って感じかな?
曲を作ったら、メンバーに聴いてもらう。完璧に作ってなくてもよいので、こんな感じにしたいとメンバーに伝えよう。ここで、色々な意見が出るので、それをまとめていこう。
ここでまとまった曲を、メンバーがそれぞれ持ち帰って、次のスタジオまでに各自のパートを考えてくる。
スタジオで実際にプレイしながら、曲を仕上げていこう。これを、何度も繰り返していけば、形になってくる。
他には、スタジオでの雰囲気で作りたい!というバンドもいるだろう。ギター・リフや、ドラムのリズムから作る方法もある。
スタジオでの時間を使うことになるから、大まかに形にしたら、あとは持ち帰って曲として整えるのがいいだろう。もちろん、スタジオで仕上げるのもOKだよ。
曲を作る時も、必ず録音しておこう。家に持ち帰って、あそこのメロディ忘れた…という時に助かるからね(笑)。
曲は、全員が満足するレベルまで、追い込んでいこう。他のパートで気になるところがあれば、意見を出していくこと。良い曲を作るためだから、遠慮はダメだよ。
最初は大変かもしれないけど、バンドで苦労して作った曲は、ほんとうに感動するよ!
1曲で満足してはダメ!
苦労してオリジナル曲ができたね。おめでとう!
ライブが近ければ、カヴァー曲と一緒に披露しよう。この時、オリジナル曲とのバランスを考える。
ロックなオリジナル曲なのに、カヴァー曲は全てポップ曲では、オリジナル曲が浮いてしまう。バンドの方向性が見えるカヴァー曲を、用意しよう。
オリジナル曲が完成したら、さっそく次の曲に取り掛かろう。
あなたが作曲をしているのなら、普段から曲作りをしておくこと。スタジオで作るのなら、練習の合間に曲作りの時間を作ろう。
実は、2曲目が肝心になる!
1曲目は、色んな意味でモチベーションが高い。バンドで作り上げたという、満足感もある。次の曲が1曲目を超えられない…なんてことも珍しくない。
最初に作った曲は、どんな曲だった?
もし、スピード・チューンだとしたら、今度はアプローチを変えてみよう。例えば、ミディアム・テンポにするとか、バラードにする。
オリジナル曲は、様々な楽曲が必要になる。ずっと同じ曲調だと、お客さんは飽きてしまうからね。
2曲目が完成すれば、あとは順調に進むはず。オリジナル曲は、バンドの個性の塊だから、曲が増えていけばバンドの絆も深まるよ。
オリジナル曲で、ライブをやるには?
あなたが出演するライブの持ち時間は、何分だった?演奏時間が40分だったら、MC等を差し引いて30分強くらい。
1曲平均5分だとすると、6曲ということになる。ライブをやるには、オリジナル曲を6曲作る必要がある。
ライブは、オープニングからエンディングまでを考えなければならない。セットリストが適当になっては、見ている方は面白くないからね。そこで…。
ライブをやるための曲は、揃っているのか?
同じ曲調だけでは、どんなに曲がカッコ良くても印象に残らない。ライブを、一つの劇と考えて構成する必要がある。要は…。
ライブを考えた曲を作る!
2曲目を苦労して作ったあなたなら、もう大丈夫。こんな感じでライブをやりたい!というイメージを作って、曲作りをしていこう。
ライブの流れだと、例えばこんな感じかな。
1:初めて作ったオリジナル曲
2:ミディアム曲
~MC~
3:バラード曲
4:スピード曲
~MC~
5:ミディアム曲
~MC~
6:スピード曲
セットリストを考えると、足りない曲が見えてくる。あなたのバンドで、毎回セットリストを考えて、新曲を増やしていこう。
もちろん、全てこれに当てはまる訳ではない。曲の長さや、歌詞の意味等で構成は変わってくる。
ここからは、バンドのカラーを出していけばいい!
最後に!
カヴァー曲とオリジナル曲でのライブは、それぞれに面白みがある。でも、最終的にはオリジナル曲でライブをやりたいよね。
・あなたが見つけたメンバー
・メンバーで考えたバンド名
・苦労して作ったオリジナル曲
一歩づつ前進して、あなたのバンドは成長してきた。そして、バンドが出したいサウンドが、オリジナル曲には詰まっている。つまりは…。
オリジナル曲は、バンドの一体感を生む!
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