ロック・バンドは、ライブで評価される!
ギター大好き~ミチヒサだよ!
今日は、ライブの楽しみかたについて。
(このページは “音楽ギター編:Vol.6” になります)
・映像等は、撮ってもらえるの?
・機材のレンタルって、できるの?
ライブ当日は、あっという間に時間が過ぎてしまう。プレイに集中できないと、お客さんに申し訳ないからね。でも、大丈夫~私は全力で応援するよ!
ここでは、私があなたの友達!
ライブこそ、あなたの価値観を上げる!
世界中のトップ・バンドは、殆どがライブを評価されている。スタジオ・アルバムは、何でもできてしまうから…。
ライブで、どれだけのパフォーマンスができるのか?ライブこそ、嘘偽りのない、本当の姿なんだよね!
ライブ当日!
昨夜は、ぐっすり眠れたかな?寝不足では良いパフォーマンスはできないから、しっかり朝飯も食べて体調を整えよう。
出かける前に、忘れ物がないか確認しよう。時間があるようなら、ライブ映像を見てイメージ・トレーニングしておくのもいい。
私の場合は、機材車でメンバー全員で行く。一緒に行けば、皆でライブの打ち合わせ等もできる。あと、車で行く場合は…。
運転手に、敬意を払おう!
メンバーの誰かが運転するなら、ありがとう!の一言を忘れないように。もちろん、マネージャーやスタッフであってもね。
運転手は、行きも帰りも疲れているのに運転してくれる。こういった一言が、メンバーの絆を高めていく!
ライブハウスに到着したら、まず先に!
ライブの日は、入り時間が決まっている。あまり早く行っても、まだライブハウスの準備はできていないので、時間通りに着くようにしよう。到着したら…。
まずは、リーダーが挨拶に行ってこよう。
メンバー全員で行くと、邪魔だからね。挨拶は、今日は宜しくお願いします! でOK。確認が取れたら、さっそく機材を搬入しよう。
決められた場所に、固めて置いておこう。リハーサルが始まるまでに、簡単な機材のセッティングやギターのチューニング。
セット・リスト等を書く必要があれば、リハーサルまでに記入しておこう。
チケットの取り置きや、チラシ・物販等があれば、スタッフさんに声をかけておくこと。ライブハウスによって、システムが違ったりするからね。
機材のレンタルに関しては、基本無料。スモークや、映像を撮ってもらうのは有料になることが多い。
映像に関しては、あとで見返せるように必ず撮っておこう。私はバンド用以外に、自分専用の映像を撮っておくようにしている。
その日一緒に出演するバンドがいれば、挨拶をしておこう。おはようございます! で大丈夫。
また対バンすることもあるかもしれないから、生意気な態度はご法度だよ。
リハーサルで、手を抜くな!
初のライブ・ステージまで、もう少し!そのためにも、リハーサルは大事な時間だ。
アンプの位置を決めて、エフェクターを並べたらセッティング完了。あとは、好みの音にしていこう。但し、時間が少ないから…。
いつまでも、音作りしている暇はないよ!
普段の練習の時から、その辺りは気にしておこう。事前に、ライブハウスにあるアンプを調べておく。スタジオ練習のときに、同じアンプで音作りができるからね。
サウンドチェックは、一人づつやっていく。あなたの番になったら、一番メインとなる音を出してみよう。あとは、音響さんの指示に従えば大丈夫。
全員が終われば曲を演奏するけど、どの曲をやっても構わない。3曲目の頭からやります! とか、一言あるといい。リハーサルだから、最後まで演奏する必要はない。
リハーサルで、大事なことは…。
本番を想定して、しっかり演奏する!
リハーサルを適当にやるのは、絶対にダメだからね。
いよいよ、初ライブ!
リハーサルが終わって、ステージに上がるまでは自由。前のバンドのライブを見たり、曲の最終確認をしたりしよう。
時間になると、スタッフさんが呼びにくる。前のバンドと入れ替えになるので、お疲れ様でした! と声をかけておこう。
セッティングは、速やかに間違えのないように。この時、きちんと音が出ることを確認しておこう。
演奏始まった瞬間に、音がでない!では恥ずかしいからね。チェック時は、小さな音で。
全員のセッティングが終わったら、スタッフさんが確認して、いよいよライブ本番!あなたの、ライブ・デビューだよ。
ここで、私から助言。
気合いは、いらない!リラックスしよう!
初めてのライブは、緊張もするだろう。気合い入れなきゃ!って思うと、それが力みになってしまう。
目を閉じて、初めてギターを買ったときのことを思い出してみよう。あの頃には考えられなかったところに、あなたは立っている。
今だけは、あなたが世界で一番カッコいいギタリスト!
ライブ中でも、周りを気にしよう!
余裕がないと、周りのことにまで気が回らない。リラックスしてプレイをしていれば、周りのことも分かるはずだ。
他の楽器の音が大きすぎる、ドラムが走っている…。余裕があれば、色々なことが分かる。お客さんのノリも、見えてくるだろう。
ステージ上の音のバランスが悪かったら、遠慮なくスタッフさんに伝えよう。曲が終わって、MCの間に伝えれば大丈夫。完璧にはならないかもしれないが、良くなるはずだ。
ライブ中に気を付けることと言えば、自分のプレイに集中しすぎないこと。ミスをしたくない気持ちは分かるが、周りの音が聴けなくなる。
ライブで、大事なことは…。
誰のために、やっているの?
確かに私は、あなたがライブをやることを応援してきた。ライブは自分のためであっても、一番はお客さんのためである!
お金と時間を使って、あなたのライブを見にきてくれている。あなたが、完璧なプレイをすることより、あなたがステージにいることを望んでいる。
あなたのライブ・パフォーマンスを、楽しみに観に来てくれている。もちろん、完璧なプレイができれば、それは素晴らしいことだ。
ずっと下を見てプレイしているギタリストを見て、あなたは面白いと思う?お客さんの求めていることを、ステージ上から提供するのがライブだよ。
ライブ終了後は、感謝の気持ちで!
あなたの目標でもあった、ライブ・ステージは、あっという間に終わったのでは?反省することも、たくさんあるだろう。それは口にしないで、今は心に閉まっておいてね。
次に出演するバンドがいれば、急いで片付けよう。対バンがいるときは…。
余韻に浸っている時間はない(笑)!
ライブが終わると、お疲れ様!と声をかけられる。その際は、元気にありがとうございました!と言おう。
一通り片付けが終わったら、来てくれたお客さんに挨拶をしよう。中には、帰らなくてはならない人もいるので、早めに挨拶をしておこう。
あなたがリーダーだったら、他にもやることがある。演奏終了後に、清算がある。だいたい、10~30分くらいで呼ばれることが多い。
出演料金・チケットの売上・備品の使用等を計算して、プラスになればお金がもらえる。マイナスだと、そのぶんを支払うことになる。この時に、ライブ映像を渡してくれるよ。
ブッキング担当者から、色々な話しがあるので素直に聞いておこう。
次回の出演を、打診されることもある。予定日を聞いておいて、メンバーと相談して後日連絡する!という返事で大丈夫。
全てが終わったら、メンバー全員でブッキング担当者に挨拶しておこう。リーダーは、他のスタッフさんの手が空いていれば挨拶しておこう。
気持ちは、次のライブに向けて!
メンバーと、色々と反省することはあるだろう。自分のパフォーマンスに、納得いかないところもあるだろう。
私だって、毎回完璧なんてないから!
その反省を生かして、次のライブをやればいい。少しづつ、成長していけばいい。メンバーと、しっかり話し合いをするのが大事だよ。
一つ、言っておくことがあったよ。
お客さんは、悪いことは言わない!
あなたが友達のライブに行って、悪かったことを指摘する?そういうことだよ。良かったことは言ってくれるけど、悪いことは言わないからね。
冷静に映像を見て、ライブに足りなかったものを、お客さん目線で分析していくこと。全ては、次のライブに向けての準備だよ!
バンドでのオリジナル曲制作については、こちら👇
最後に!
ロック・バンドに限らず、ライブ・パフォーマンスの良し悪しで、お客さんは評価する。特にロックは、とてつもないパワーを与える。
あなたが、過去に観たライブを思い出してほしい。
音の大きさではなく、お客さんを圧倒する存在感。ロックにしか表現できない!そんなパフォーマンスを目指してほしい。
ロック・バンドは、ライブで評価される!
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