私が愛したドラマー!

ギター大好き~ミチヒサだよ!
今日は、私が大好きなドラマーについて。
(このページは “音楽ロック編:Vol.22” になります)
・どうして彼らが好きなの?
などなど…。
ロックに大切なのは、リズム。もちろん素晴らしい歌声やメロディ、印象的なリフやソロも大事。
ヴォーカリストが変わって印象が変わるのは当然だけど、ドラマーが変わると音楽自体が変わってしまう。
薄々は気づいていたけど、バンドをやるようになって確信に変わった。この時から、ドラマーを追っかけるようになった。
ここでは、私が愛したドラマーについて話していくよ!心配はないよ、だって…。
ここでは、私があなたの友達!
ドラマーはジャンルを超える!
ロックばかり聴いていたけど、ドラマーに注目するようになって、ジャンルを超えて聴くことが増えた。
ギタリストが不在のバンドやアルバムであっても、ドラムが面白ければ聴くようになった。
今思えば、リズムが好きだった。言葉では上手く言えないんだけど、ベースとドラムのグルーブが心地よかった。
そのグルーブの上で弾くギターって最高!
私はドラマーではないので、専門的なことは語れないけど…。今回はドラマーに焦点を当てて、私が大好きなドラマーを5人紹介しよう。
テリー・ボジオ!
フランク・ザッパが元ドラマーだっただけに、彼の音楽はリズムが楽しい。リズムが大切なだけに、フランク・ザッパ・バンドに在籍したドラマーは凄い人ばかり。
最初にテリー・ボジオを聴いたのは、1978年にリリースされたフランク・ザッパのライブ・アルバム「ザッパ・イン・ニューヨーク」。
新生マザーズはメンバー集めに苦労して、結果フランク・ザッパとテリー・ボジオの二人がメインとなる。テリー・ボジオは、有意義な時間を過ごしたんだろうね。
当時は全くの無名だったが、高難度のオーディション合格した時点で、とんでもないドラマーではあるが。
元々はジャズやフュージョン系のドラマーだったようで、フランク・ザッパと出会ってロック・ドラマーとなったが、「ザッパ・イン・ニューヨーク」は、フュージョンやジャズ・ロック、ファンク等の要素が強く出ている。
「ブラック・ペイジ」という2つのヴァージョンがあるが、#1は、テリー・ボジオの超絶プレイが聴ける。#2も、大好きだけどね。実際にプレイできるまでに、1年くらいかかったようだ。
圧巻は、多くのタムタム・バスドラム・シンバル・パーカッション等を備えた巨大なドラム・セット。これらは細かく音程が付いているが、私は専門外なので詳細は不明。
超絶プレイが語られるテリー・ボジオだが、彼のプレイは非常にメロディアスだ。大切にしているのは、リズム・メロディ・ハーモニー・ダイナミクス・オーケストレーションと語っていた。
「ザッパ・イン・ニューヨーク」でテリー・ボジオに魅せられ、彼の参加するアルバムをチェックするようになった。
フランク・ザッパ「ザッパ・イン・ニューヨーク」
U.K. 「デンジャー・マネー」
ミッシング・パーソンズ「スプリング・セッションM」
ヴァイ「セックス・アンド・レリジョン」
ボジオ・レヴィン・スティーヴンス「ブラック・ライト・シンドローム」
ニール・パート!
トリオ・バンドにハマったのは、クリームからだった。ジンジャー・ベイカーも凄かったけど、虜にさせられたのはニール・パート。
最初にニール・パートを聴いたのは、1980年にリリースされたラッシュのアルバム「パーマネント・ウェイヴス」。
オープニング・チューンの「ザ・スピリット・オブ・ラジオ」で、一気に引き込まれてしまった。
このアルバムで大作志向から一転したというが、テクニカルであるんだけど様々な音楽要素が取り込まれ、楽しさと凄さを感じた。
ライブ映像を観て、まずは巨大ドラム・セットに驚いた。電子パーカッションが組み込まれ、アナログとデジタルが融合したハイブリット・キット。
超絶テクニックではあるが、あくまでも楽曲がメイン。様々なジャンルを持ち込んでも、これ見よがしなプレイはしない。
凄いドラマーなのに、レッスン・プロの指導を受けていたというのも驚きだ。
サウンド・メイク、発想力や想像力、さらには作詞家としての魅力も忘れてはならない。彼の書いた歌詞を読むだけでも、ワクワクしてくるからね。
私はギタリストだが、彼から学んだものは多い。これからも、ラッシュのアルバムからは沢山のものを得ることだろう。
ラッシュ「2112」
ラッシュ「ア・フェアウェル・トゥ・キングス」
ラッシュ「パーマネント・ウェイヴス」
ラッシュ「ムーヴィング・ピクチャーズ」
ラッシュ「クロックワーク・エンジェルズ」
ジーン・ホグラン!
スラッシュ・メタルを聴き始めたのは、どのバンドからだったかな。ヴェノムかメタリカだったと思うが、同じ頃というのは間違いない。
その後は、スレイヤー、メガデス、アンスラックス。それから第二世代スラッシュ・メタル・バンドの、ダーク・エンジェルにハマった。
最初にジーン・ホグランを聴いたのは、1986年にリリースされたダーク・エンジェルのアルバム「ダーク・ディミナンス」。
ドラマーとしてのデビュー・アルバムで、当時なんと18歳。激烈な演奏と複雑な曲構成が特徴のダーク・エンジェルの土台を築き上げたのは、ジーン・ホグランの加入が大きい。
加入したばかりのジーン・ホグランは、既に作曲にも関わっていて、その才能の片鱗も見せてくれている。後に、作詞も担当するようになる。
彼の特徴と言えば、超高速のブラストビートや複雑なリズムを正確にプレイ。ヘヴィ・グルーブもプレイできる、正に人間メトロノーム。
速さ・手数・テクニック・独創性だけを取り上げれば、他にも名前はでてくるが、ジーン・ホグランはこれら全てを兼ね揃えている。
デス、ストラッピング・ヤング・ラッド等、私を魅了したメタル界最強のドラマーだ。
ダーク・エンジェル「タイム・ダズ・ノット・ヒール」
デス「インディヴィジュアル・ソート・パターンズ」
デイヴ・ウェックル!
〇〇〇〇〇!
何も考えずに、4人のドラマーは直ぐにでてきた。5人目のドラマーは誰にしようか考えたのだが、どうしても1人に絞れない。
Vol.2をやるほどドラマーを語れるわけではないので、何とか決めたかったのだが、やっぱり無理だった…。
名前だけを掲載してみよう。
ヴィニー・カリウタ
スチュワート・コープランド
スティーヴ・ガッド
ダニー・ケア
トーマス・ハーケ
ナラダ・マイケル・ウォルデン
ビル・ブラッフォード
マイク・ポートノイ
モルガン・オーギュレン
ロッド・モーゲンスタイン
あっという間に、10人になった(苦笑)。
忘れてはならないのは、私のバンドONE BIG RUSHのドラマーことユウジ。長きに渡って苦楽を共にして、私をワクワクさせるプレイを聴かせてくれる。
プレイも凄まじいが作曲やアレンジもこなし、エンジニアとしても一目置ける存在でもある。
最後に!
ギタリストにとって、ドラマーは特別な存在。私も長くバンドをやっているが、運がいいことにドラマーだけには苦労したことがない。
それだけに、ちょっとドラマーに対しては厳しい。セッション等で一番気になるのは、ドラムのプレイ。
ドラムのプレイ次第で、気持ちよくギターが弾けたり弾けなかったりする。
超絶テクニックよりも、リズム感が良くて、叩き出すアイデアが豊富なドラマーが好きかな。ギターが気持ちよく弾けるドラミングって、言葉では表せないけどあるんだよ。
最初に紹介した4人のドラマーは、参加しているアルバムは今でも追い続けている。
あくまでも私(ギタリスト)目線なので、意見反論もあるかもだけど…少しでも同意してくれる部分があれば嬉しいかな。
私が愛したドラマー!
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