ギター・スタンドを使えば、練習量が倍増!
ギター大好き~ミチヒサだよ!
今日は、ギター・スタンドについて。
(このページは “音楽ギター編:Vol.33” になります)
・長期保管するには、スタンドとケースではどちらがいいの?
などなど…。
ギター・スタンドには、様々な種類がある。それぞれにメリットとデメリットがあるので、あなたの使っているギターの形状や本数等で選ぶようにしよう。
軽視されがちなギター・スタンドだけど、とても大切なアイテムなんだよ。どれを選べばいいのか、分からない?でも、大丈夫~私は全力で応援するよ!
ここでは、私があなたの友達!
大切なギターだから、甘やかしてはダメ!
ギターを買っても、ギター・スタンドは付属していない。
持っているのなら問題ないけど、ギター・スタンドも買わないのは何故?その質問に返ってくるのは…。
ギター・ケースに入れておくから!
いやいや、それはダメでしょ。長期保管するの?しかも、ソフト・ケースで?
ギターは、あなたが思っている以上に繊細なんだよ。ギターは、湿度に敏感に反応するし、保管方法によっては痛みを伴ってくる。
常に手に取れる場所に置いて、環境に慣れさせることも大事。そこで、ギター・スタンドが必要となる。
ギター・スタンドのメリットとデメリット!
ギター・スタンドを使う最大のメリットは、タイトルにもあるけど、練習量が増えることだ。
そんなことあるの?と言われるけど、ギターに限らずケースの出し入れって面倒だと感じない?
目の前にギターがあれば、直ぐに練習ができる。
複数本あれば、順番に手に取ることができるからね。弦交換等のメンテナンスも、直ぐに取り掛かれる。
デメリットは、スペースを取ってしまうこと。ギターが増えれば、スペースも広くなってくる。
では、どこに置くのか?といった問題が出てくる。
更に、地震による転倒という危険性もある。しっかりとした、ギター・スタンドを選ぶようにしたい。
スペースを取らない方法もあるのだが、これは後で紹介しよう。
ギター・スタンドは、4種類ある!
ギター・スタンドの選び方は、人それぞれ。
部屋のスペース、持っているギターの本数&種類、出先でも使いたい等を考慮する必要がある。
大きく分けて、ギター・スタンドは4種類に分けられる。
・立てかけタイプ
・吊り下げタイプ
・折りたたみタイプ
・壁掛けタイプ
では、それぞれの特徴を紹介していこう。
立てかけタイプ
安価で、最もオーソドックスなギター・スタンド。脚を広げて置くだけと、使い方も超簡単。
ボディの下部を支えているが、ネックに負荷が掛かりやすいので反ってしまう可能性がある。また、変形ギターは置けないこともある。
吊り下げタイプ
フック部に、ネック上部を掛ける…。ヘッドで吊るす!と言えばいいかな。吊るしているので、ネックの負担を和らげることができる。
ボディの下部は支えていないので、変形ギターにも使える。価格は、若干高めになる。
折りたたみタイプ
軽量な上、折りたたんで持ち運びができるので、外出先でも使える。ボディの下部と背中だけで支えているので、安定性に関しては不安が残る。
ギターの種類や形状を選ぶので、サイズは確認しておこう。
壁掛けタイプ
フック部を壁に取り付けるので、省スペースで保管ができる。吊るすタイプになるので、ネックの負担や変形ギターも安心だ。
壁に設置するので、それ相当の強度が必要にはなる。ショップで見かけるのは、パネルを使った網掛けタイプだね。
それぞれ、メリットとデメリットがあることは分かってもらえただろう。あなたの使用環境で、納得のいくギター・スタンドを選んで欲しい。
もっと拘って選べば、無駄な出費や失敗をしなくて済む。次の項目で、拘りのポイントを紹介していこう!
複数本のギターを、まとめて置きたい!
あなたは、ギターを何本所持しているかな?1本だけなら、上記の4種類から1本用の好きなギター・スタンドを選べばいい。
しかし、複数本所持しているのなら、ギター・スタンドの選び方も変わってくる。
もちろん、複数本所持していても、1本用のギター・スタンドに拘る人もいる。あ、これは私のことなんだけどね(笑)。
但し、スペースを取ってしまうのがデメリットになる。
おすすめなのは、複数本用のギター・スタンドだ。2本用からあるので、あなたが所持しているギターの本数を確認して選ぶようにしよう。
その際、ギターの種類や大きさによっては、収納本数が変わる場合があるので注意が必要。
ライブ等で、複数本の持ち運びも考えているのなら、スタンド・ケースを選ぼう。
これは、ケースのように折りたたむことができる。スタンド全体が、ギターを傷つけにくい素材で出来ているのもポイントだね。
スタンド・ケースは、多くのギターを収納できるが、かなりの大きさになる。購入の際は、スペースも考えておこう!
安定感のあるギター・スタンドにしよう!
日本は、地震大国。少しの揺れでギター・スタンドが倒れるようでは、心配で出かけることもできない(笑)。
ギター・スタンドは、安定感を重視したい。これは、ある程度は価格に比例すると思って間違いない。
安定感のポイントとしては…。
・スタンドの重量
・脚部に滑り止めが付いたもの
・脚部の角度が調節できるもの
ギターが倒れないように、ロック機能が付いていれば安心感も増すね。付いて無ければ、ヘア・ゴム等を使ってガードしておこう。
安定感重視なら、吊り下げタイプかスタンド・ケースになる。
但し、吊り下げタイプは、ギターの重量に耐えられるか?確認しておこう。
ラッカー塗装のギターは、注意しよう!
あなたのギターは、ラッカー塗装?ポリウレタン塗装?もしラッカー塗装のギターだったら、ギター・スタンド選びには注意が必要だ。
どちらか分からないので、見分ける方法を教えて欲しい?それは…。
見分けることは難しい!
経年すれば、ラッカー塗装だとウェザー・チェックが現れる。そこが、判断材料になる。
ウェザー・チェックとは、木材と塗装が収縮して、塗装面が割れてしまった状態のこと。オールド・ギター等で、見たことがあるだろう。
ラッカー塗装は傷が付きやすい、シンナーで溶ける等、ポリウレタン塗装より扱いは大変だ。見た目やサウンドを良くするためには、ラッカー塗装は欠かせない。
ラッカー塗装のギターなら、ラッカー塗装の保護に対応しているギター・スタンドを使うようにしよう。
長時間使用すれば、変色することがあるので注意が必要だ。塗装した部分がギター・スタンドに触れないように、保護することも大切だね。
布で保護している人もいるが、目の粗いものは避けるようにしよう。柔らかいものがお薦めだが、簡単に付けられるスタンドブラ(スタンドカバー)が便利だ。
傷や変色には効果があるが、滑りやすいので気を付けよう!
おすすめのギター・スタンド!
ギター・スタンドも、たくさんの種類がある。あなたのスタイルにあった、ギター・スタンドを見つよう!
KIKUTANI(キクタニ)【GS-101B】:オーソドックスな、立てかけタイプのギター・スタンド。
K&M(ケー・アンド・エム)【17685Memphis20】:調節可能な、サポート・アームなので幅広く使える。
HERCULES STANDS(ハーキュレス・スタンド)【GS414B PLUS】:三脚タイプの、吊り下げタイプのギター・スタンド。
HERCULES STANDS(ハーキュレス・スタンド)【GS432B PLUS】:3本のギターが、吊り下げることができるギター・スタンド。
OHASHI(オオハシ)【G450N】:ギターが垂直になる、吊り下げタイプのギター・スタンド。
HERCULES STANDS(ハーキュレス・スタンド)【GS525B】: 5本のギターが、保管できるギター・スタンド。
K&M(ケー・アンド・エム)【17525Guardian5】:5本のギターが保管でき、キャスターも使えるギター・スタンド。
ULTIMATE(アルティメイト)【GS-55】:持ち運びに便利なコンパクトな、折りたたみタイプのギター・スタンド。
HERCULES STANDS(ハーキュレス・スタンド)【GS402BB】:折りたたんで、付属のバッグに収納できるギター・スタンド。
KIKUTANI(キクタニ)【GH-525】:壁に取付けタイプの、ギター・ハンガー。アームの長さが三種類ある。
HERCULES STANDS(ハーキュレス・スタンド)【GSP38 WBK PLUS】:壁に取付けタイプで、オートグラブ・システム付きのギター・ハンガー。
KIKUTANI(キクタニ)【GA-150W】:10kgまで耐えられる、これぞギター・ハンガー。
各メーカーから、様々なモデルが出ているので、あなたのギターに合ったギター・スタンドを探してみよう。
折りたたみタイプは、ギグ・バックに入るか確認しておこう!
最後に!
ギター・スタンドは、あなたのギターを365日守ってくれる、大切なアクセサリーだ。
高価なギターを、不慮の事故で倒さないようにしておかなくてはならない。
私は、吊り下げタイプのギター・スタンドを使っているが、震度5弱でも全く無事だった。
ライブ・ハウスやスタジオに、ギター・スタンドが無ければ、自分で用意しなければならない。車移動なら大型のギター・スタンドでも問題ないが、電車等だと折りたたみタイプを持っていこう。
ギター・スタンドは一生ものでは無い。
ネジが緩んでいないか?
ガタ付いていないか?
保護部分が傷んでいないか?
定期的に、チェックするようにしよう。
ギターはギター・ケースに入れずに、ギター・スタンドに置いて、直ぐ使える場所に置いておこう!そうすれば…。
ギター・スタンドを使えば、練習量が倍増!
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