ピック選びは、売れ線がベスト!
ギター大好き~ミチヒサだよ!
今日は、ピックの選びかたや、使いかたについて。
(このページは “音楽ギター編:Vol.9” になります)
・どのくらい使ったら、交換するの?
などなど…。
指弾きギタリストには、考えられない悩み(笑)。ピック1枚で、ギターサウンドも変わってくるからね。どれにしようか…。でも、大丈夫~私は全力で応援するよ!
ここでは、私があなたの友達!
ピックは、あなたの小さな相棒!
ピックはギターを弾くときに、弦を弾くためのアイテム。
インターネットで、ピックを検索してみると、とんでもない数がヒットする。ピックは、ギターサウンドを変える力を持っている大切なアイテム。
どのピックを選んでいいのか、分からない!
私は、最初に10種類くらいピックを買ったけど、それは全て無意味だった(泣)。やはり、種類等を考えて選ばないとダメだね…。
ここでは、ピックをの選び方や、種類等について説明していこう。
ピックの種類!
ピックには、様々な形がある。代表的なものは、以下の形になるかな~。
・ティアドロップ
・トライアングル
・ジャズ
・サムピック
ティアドロップは、ジャンルに関係なく一番使われている形になる。カッティング~ソロまで、オールマイティ。大きさも、これが基準になるよ。
トライアングルは、おにぎり型とも呼ばれて3つの頂点が使える。コード・ストロークやカッティングに向いているかな?ティアドロップに比べて、大きいよ。
ジャズは、ジャズ・ギタリストだけでなく、ロック・ギタリストにも使われている。スムーズなピッキングが特徴で、ティアドロップに比べて小さいよ。
サムピックは、親指にはめて使う。フィンガー・ピッキングでプレイするときに、とても便利。ピックを落とすことも、ないからね(笑)。
その他にも、ホームベース型や丸型、ピックとは思えないような形もある。最初は、どれでも構わないけど…。
ティアドロップを、基準に考える!
手や指の大きさ、ピッキングのやり方は、人それぞれ。まずは、大きさ的に真ん中に位置するティアドロップにしよう。
もっと大きい方がよければ、トライアングル。もっと小さい方がよければジャズと考えればいいかな。もちろん、ティアドロップも大きさは様々だけどね。
ピックの厚みも様々!
ピックの厚みが、弾き心地やサウンドに影響してくる。形を決めたら、厚みを気にしてみよう!
ピックの厚みは、単純に分けると以下になるよ。
・THIN(SOFT):約0.5mm
・MEDIUM:約0.7mm
・HEAVY(HARD):約1.0mm
・EXTRA HEAVY:1.0mm超
ピックの厚みが増すと、ピック自体が硬くなる!と考えていい。
THIN(SOFT)は、軽い力でもピックがしなる。よって、レスポンスは遅くなり、アタック音は弱くなる。
MEDIUMは、幅広いプレイに使われる。THIN(SOFT)で、物足りなければこっちがいいね。
HEAVY(HARD)は、はっきりとしたアタック音で、中低域がしっかりでる。速弾きにも、ハード・ストロークに向いているね。
EXTRA HEAVYは、殆どピックがしならない。レスポンスが早く、軽いタッチで速弾きできるが、サウンドに表情を出すのは難しくなる。
あなたが、やりたいプレイにもよるけど…。
HEAVY(HARD)を、基準に考える!
HEAVY(HARD)といっても、約0.9~1.2mmと幅があるので、色々試してみるといいだろう。たかが0.1mmでもピックサイズだと、全く別ものに感じるからね。
それでも、厚さに違和感があれば、MEDIUMやEXTRA HEAVYに変えてみよう。
ピックの材質も様々!
ピックの材質って、あまり気にしていないのでは?材質によっても、ピッキングやサウンドに影響してくる。厚さを決めたら、材質を気にしてみよう。
ピックの材質は、たくさんあるので、有名どころを紹介しよう。
・セルロイド
・ナイロン
・デルリン
・ポリアセタール
・メタル
・ウルテム
・アクリル
パッと、思いついただけでも、こんなにある(汗)。
セルロイドは、ピック素材の定番だ。ジャンルやスタイルを問わず、サウンド面も含めて、一番使いやすいかな。
ナイロンも、セルロイドと共に定番だ。セルロイドより硬いので、摩耗に強い。サウンドは、若干アタックが弱くなるけど、中域が豊かになる。
デルリンも、今では定番の素材。ピッキングがしやすく、シャープなサウンドだね。摩耗しやすいので、耐久性は期待できない。
ポリアセタールは、セルロイドとナイロンに近い。ナイロンより、中~高域が豊かになる。摩耗に強いので、耐久性はバッチリだね。
メタルは、その名の通りメタル素材。アタック音が強く、硬いサウンドになる。ピックの摩耗はないが、弦の痛みが半端ない。
ウルテムは新しい素材で、分かりやすく言えば爪に似ている。ナチュラルなサウンドで、とてもバランスがいい。ピッキングが、気持ちいいよ。
アクリルは、近年人気急上昇している。立ち上がりが早く、テクニカルなプレイに向いている。耐久性は高いが、メーカーによって個性が強い。
たくさん紹介してきたけど、最初は…。
ナイロンか、セルロイド!
デルリンも、お勧めしたいけど、耐久性が今一つだからね。ナイロンか、セルロイドなら問題はない。
まずは、触って気持ちがよくて、次に弾きやすいもの。最初は、こんな感じでOKだ。
ピックの価格は、高い方がいいの?
これは、よく聞かれる質問だ。ピックの値段は、1枚40円くらい~数千円まである。
あなたが、ピックに求めるものは何?私は…。
弾きやすくて、理想のサウンドが得られる!
これ、一択しかない。あ、二択か(笑)。
弾きやすさに関しては、人それぞれだから、色々試してみるといいだろう。因みに、私は小さいピックが好きなんだよね。
このピックが値上がりしても、たぶん使うだろう。私の場合、最低1日1枚消費するので、かなり高価なピックになってしまうが…(汗)。
ピックの値段は、あなたが求めているものに対して、高いか?安いか?高くても耐久性があれば、コスパは良くなるからね。
高いピックというのは、殆どが材質代と考えていい。アクリルや特殊素材等は、どうしても高くなってしまう。
ピックを値段で決める!というのは、あり得ない話しだね。
ピックの交換時期に、決まりはない!
私は、少しでも削れたらダメ。削れてくると、ピッキングのニュアンスが変わるのが嫌い…。贅沢と言われても、こればっかりは仕方がない。
もちろん、少し削れたくらいの方が弾きやすい!使い込んだピックが好き!という、ギタリストもいる。そう言うことで…。
交換時期は、人それぞれ!
弾きづらいな~と感じたら交換しよう。あまり、シビアに考えることはない。
ただし、ピックは消耗品!ということは、覚えておこう。弾きづらくなったピックを、いつまでも使っているのはダメだよ。
ピックは、どこで買っても同じだから、通販も上手く利用しよう。電車賃やガソリン代かけて、安いピックを買いに行くのは損だからね。
最後に!
最初は、どのピックを使えばいいのか、迷うだろう。とりあえず、気になるピックを10枚くらい買ってみよう。
使っているうちに、これかな~というピックが見つかるはず。次は、それに似たピックを10枚くらい買ってみよう。これだ!というピックに、出会えるよ。
私は、300種類以上は試したかな。今は、メインはあるけど、プレイによって数種類使い分けている。
ピック選びの基本は、どこの楽器店でも通販サイトでも売っているものにしよう。実は、レアもの使っていて、遠征先で困った経験がある…。
定番ものは、すぐに手に入るし、生産中止になることは殆どないよ!
ピック選びは、売れ線がベスト!
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