ノイズの無い、クリーンな世界を目指そう!
ギター大好き~ミチヒサだよ!
今日は、ノイズ対策について。
(このページは “音楽ギター編:Vol.30” になります)
・ノイズを完全に消すことは、できるの?
などなど…。
ガンガンに歪ませてギターを弾くと、どうしてもノイズが出る…。バンド演奏で、ピタッと止まった時に無音だと、何だか気持ちいい!
少しでもノイズを減らせるように、あなたの機材も見直してみよう。何から手を付けていいか、分からないって?でも、大丈夫~私は全力で応援するよ!
ここでは、私があなたの友達!
ノイズの原因を見つけよう!
ノイズを100%消し去ることは難しいけど、少なくなるに越したことはない。では、ノイズの原因はどこにあるのか?
・ギター
・エフェクター
・シールド(パッチ)ケーブル
・電源
これらが、ノイズを引き起こす原因となる。一つ一つが小さいノイズでも、積み重なることで大きなノイズとなっていく。
では、どうやって原因を突き止めていくのか?
一つづつ試していく!
当たり前のことなんだけど、全てを繋いだ状態では原因は分からない。まずは、ギターをアンプに直で繋ぐ!といったところから、原因を探していくしかない。
では、一つづつノイズの原因を探っていこう!
ギターのノイズ!
まずは、あなたのギターはノイズが多いのか?
2本持っているなら、ノイズの大小は気が付くだろう。1本だけなら、友達に借りて比べてみるといい。
ギターのノイズの原因は…。
・ジャックやポッド、配線材等の劣化(故障)
・アースが外れている
・ピック・アップ
長年使っていると、やはり劣化や故障というのは避けられない。
使用頻度も関係してくるが、日々の手入れも大事になってくる。埃や汚れは、劣化を進めてしまうからね。
クロスや接点復活材等を使って、こまめに掃除すること。接点復活材等は、使いすぎるのはよくないので、ほどほどに(笑)。
ギターの弦を触っても、ノイズが出る時は、アースが原因かもしれない。アースが浮くことは滅多にないから、なかなか気が付かないからね。
高出力のピック・アップは、ノイズの原因になる。これは、仕方がない。周りの電子機器までも、拾ってしまうからね。
低出力のピック・アップやアクティブ・ピック・アップに変えるか、余計な電気を拾わないようにするしかない。
エフェクターのノイズ!
エフェクターのノイズの一番の原因は、ディストーション系の歪みエフェクターだ。歪みを強くすれば、ノイズも大きくなってしまう。
欲しいサウンドのためなら仕方がないのだが、ノイズが妥協できるギリギリのところを見つけてみよう。
最近は、エフェクター自体にノイズ・ゲート等を搭載したり、デジタルでノイズをゼロに近づけたりしたものもある。
コンプレッサーも、ノイズの原因になる。音を平均化するエフェクターなので、小さい音を大きくする時に、同じようにノイズも大きくしてしまう。
幾つかのエフェクターを使っている時は、一つづつ確認していこう。歪み系以外のエフェクターが、実はノイズの原因だったりすることもあるからね。
ギター同様、エフェクターも日々の手入れを忘れずに。エフェクター・ボードに組んであったとしても、たまには掃除をしてあげよう。
シールド(パッチ)ケーブルのノイズ!
意外と軽視されるのが、シールド(パッチ)ケーブルだ。特に、シールド・ケーブルは抜き差しが多い上に、引きずったり踏まれたりする。
使っている内に、ジャック部分が劣化したり、断線したりする。ジャック部分なら交換も可能だが、断線の場合は特定が難しいので、経年劣化と思って交換する方がいいだろう。
少しでも長持ちさせるためには、日頃の手入れと同時に、丁寧に扱うことだね。束ねる時は、キチンと八の字巻きにしておくなどしておこう。
安いシールド(パッチ)ケーブルは、最初からノイズが起こることがある。できるだけ良質なシールド(パッチ)ケーブルを使うようにしよう。
シールド(パッチ)ケーブルの近くに、電源タップ等がある時もノイズの原因となる。エフェクター等で、パッチケーブルが輪っか状態になっていると、こちらもノイズの原因となるので注意しよう。
シールドケーブルについては、こちら👇
パッチケーブルについては、こちら👇
他にシールディングという方法もあるが、費用も掛かる上にサウンドが変わってしまう。その費用を考えて、新たな良質なシールド(パッチ)ケーブルを買った方がいいかな?
電源のノイズ!
何気なく使っている電源関係だが、ここを見直すだけで劇的にノイズが少なくことがある。
壁コンセントから電源を取るのは当たり前だが、一緒にノイズも受け取ってしまう。これが、ノイズの原因となる。
ノイズは受け取らずに、電気だけを受け取りたい。100%の効果は期待できなくても、電源タップにはノイズ・フィルターが搭載されているものを使いたい。
ACアダプターも同様に、ノイズ・フィルターが付いているものを選ぶようにしよう。価格はあがってしまうが、ノイズのことを考えたら安いもんだ。
パワー・サプライを使っているのなら、こちらも見直してみよう。良質なパワー・サプライは、ノイズが殆ど出ない。いや、これが当たり前なんだけどね。
通常のパワー・サプライに、アナログ・エフェクターとデジタル・エフェクターを同時に使うと、デジタル・ノイズが発生してしまう。
必ず、独立型のパワー・サプライを使うようにしよう。
パワー・サプライについては、こちら👇
余裕が出てきたら、電源ケーブルや電源タップも見直していこう。ノイズ対策に加えて、サウンドがクリーンになる等、効果が出てくるからね。
ノイズを除去するエフェクター!
ノイズリダクションやノイズゲートというエフェクターの名前は、聞いたことがあるだろう。上記と比べれば、手っ取り早くノイズが除去できる感じだよね。
私も、これらのエフェクターを使っているけど…。
根本的な解決にはならない!
ノイズというのは、かなり厄介なんだよね。もちろん個人的な考えがあるだろうけど、私はエフェクターは最終手段だと考えている。
例えば、ノイズリダクションの場合、電気的なノイズのみを狙って除去してくれる優れもの。その仕組みから、音痩せを完全に避けることは難しい…。
ノイズが多ければ、ノイズリダクションを強く掛けてしまう。結果、サウンドにまで影響を及ぼすことにもなる。
やれることをやって、最低限のノイズ対策にエフェクターを使う方がいいだろう!
ノイズ除去エフェクターに関しては、こちら👇
最後に!
ノイズは気にしない!という人もいれば、ノイズは除去したい!という人もいる。考え方は、人それぞれだからね。
私は後者だが、できるだけエフェクターを使わずにノイズを除去したい。
エフェクターは便利だが、フィンガリングやピッキング・ニュアンスが変わってくる。倍音が失われることにもなるので、エフェクターは最後に考えるようにしている。
色々とノイズ対策について話したけど、一気に変えるより一つづつ交換していこう。
どこが、ノイズの原因となっているのか?それを知るのも、良い経験となるからね。
楽器は、相性というものがある。
あなたが持っている機材には、効果を発揮しないこともあるので、これも頭に入れておこう!まずは、正規品を使ってみることを忘れずに。
演奏のキメでブレイクした瞬間、無音だったら気持ちがいいよ~!そんな、あなたは…。
ノイズの無い、クリーンな世界を目指そう!
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