楽器は、チューニングが命!
ギター大好き~ミチヒサだよ!
今日は、ギターのチューニングについて。
(このページは “音楽ギター編:Vol.8” になります)
・半音下げの、メリットとデメリットは?
などなど…。
ギターに限らず、楽器は正しいチューニングをしなければならない。チューニングが合っていないと、上達しない。でも、大丈夫~私は全力で応援するよ!
ここでは、私があなたの友達!
正しいチューニングを覚えよう!
ギターの次に必要なものが、チューニング・メーター(以下チューナー)だ。チューニングが合っていないと、ギターは上達しない。
必ず、一緒に揃えておこう!
チューナーって何?
チューナーとは、ギターの音を合わせる機械のこと。
あと、ギターの音を合わせることをチューニングと言うのも、覚えておこう。
正しいチューニングができていないと、音楽にならない。所謂、音痴ってこと(笑)。そう言われないように、チューナーを正しく使って、しっかりチューニングをしていこう!
チューナーは、どれを買えばいいの?
確かにチューナーには、幾つかの種類がある。簡素なものから、本格的なものまで様々。どれにするか、迷うよね…。
ここでは、チューナーの選び方や、使い方について説明していこう!
チューナーの種類!
チューナーには様々なタイプがあって、大まかに以下の5タイプになる。
音叉
クロマチック・チューナー
ペダル・チューナー
クリップ・チューナー
スマホ・チューナー
それぞれ説明していこう!
音叉は、Uの字の形をしていて、軽く叩いて響いた音を聞いてチューニングをする。最初のチューナーだけに、とても原始的だね。
基本は、ギターの5弦の開放音(A音)に合わせて、他の弦をチューニングをしていく。ここが、初心者には少し面倒だね。
クロマチック・チューナーは、初心者セットにも付属しているタイプ。アナログ&デジタル式があるけど、今はデジタル式が多いかな?
ギターとシールドで繋いで、目で確認してチューニングするので、このタイプが使いやすい。アコースティック・ギター等にも使えて、価格もお手頃だ。
ペダル・チューナーは、本格的なチューナーになる。他のエフェクターと一緒に、エフェクター・ボードに組み込むこともできる。
チューニングの反応が早く、とても正確だ。オン・オフは、エフェクター感覚で使えて、ライブ中も問題なし。
とても丈夫で、そう簡単に壊れることはない。価格は、ピンキリだけどね。
クリップ・チューナーは、最近の初心者セットの定番になっている。以前からあったけど、一昔前のクリップチューナーは使えなかった…。
今のクリップ・チューナーは、ギターのヘッドに取り付ければ、きちんとチューニングしてくれる。難点は、見た目かな…。
スマホ・チューナーは、ほんと便利だよね。あなたが持っている、スマートフォンがチューナーになるからね。
まだまだ進化系だから、主で使うには厳しいけど、ちょっとしたチューニングには便利だ。
結論を言えば、ペダル・チューナー!
将来的に、エフェクター・ボードに組み込むことができる。チューニングの安定感や、壊れにくいことを考えれば、ペダル・チューナーにしておいて間違いはない。
チューニングのやり方!
クリップ・チューナーなら、ギターのヘッド部分。クロマチック・チューナーとペダル・チューナーなら、ギターとシールドで繋ぐ。後者の場合、ギターのヴォリュームが10になっているようにね。
チューナーの電源を入れたら、まず確認してもらいたいことがある。周波数が、440HZになっているか?通常は、440HZで固定されているはず。
早速、チューニングなんだけど…。通常のギター・チューニングは、知っているかな?通常の6弦ギターで、説明していくよ。
一番手前の太い弦を6弦、一番下の細い弦を1弦と呼ぶ。左手で、何も押さえない音を開放弦と呼び、それぞれ音が決まっている。
1弦:E
2弦:B
3弦:G
4弦:D
5弦:A
6弦:E
これを、レギュラー・チューニングと呼ぶ。オープン・チューニングや、半音下げチューニング等もあるけど、最初はレギュラー・チューニングを覚えよう。
6弦の開放弦を、弾いてみよう。Eが表記され、ランプや針がド真ん中にくればOKだ。チューナーによって、表記が違うので取扱説明書を見てみよう。
ランプや針が左側にあれば、チューニングが低いので、ペグを時計回りに回していく。逆に右側にあれば、チューニングが高いので、ペグを反時計回りに回していこう。
これを、6弦から順に行う。1弦までやると、最初の6弦~はチューニングが狂っていることが多いので、また同じことを繰り返していこう。
チューニングは根気よく!正確に!
最初は、ギター自体がチューニングに馴染んでいないので、合いにくいこともある。適当に済ませないで、全弦のチューニングが合うまで続けていこう。
チューニングが合わない?
根気よくチューニングしているのに、なかなか合ってくれないよ~という、あなた。チューニングを合わせやすいコツがあるよ。
これは、私のやり方なんだけど…。
4→3→5→2→6→1弦の順に、チューニングする!
太い弦をチューニングすると、一気に他の弦のチューニングが狂ってしまう。あまり影響の出ない、真ん中の弦からチューニングすると合いやすい。
弦をよく見ると、6~4弦と3~1弦の違いが分かるだろう。
・ワウンド弦:6~4弦。芯線の周りに、もう一本線が巻いてある。
・プレーン弦:3~1弦。芯線のみ。
チューニングが狂う大きな原因は、弦が伸びていないことと、弦がペグで緩むこと。特に、アームを多用するとチューニングは狂いやすくなる。
とにかく、弦を伸ばす!
一度チューニングが終わったら…。ワウンド弦は、引っ張って伸ばす。プレーン弦は、チョーキング等で伸ばす。
ワウンド弦は伸びるので、チューニングが下がる。チューニングが狂うと、他の弦も狂ってくる。伸ばして、チューニングを繰り返す。
指で引っ張って伸ばすのもいいけど、今は便利グッズがある。ストリング・ストレッチャーといって、私も愛用している。指も痛くならないし均等に伸びるので、おすすめだよ。
もう一つ大切なことは…。
ペグに、きちんと巻き付ける!
しっかり巻き付けないと、チューニングが狂ってしまう。弦の巻数は、ワウンド弦は2~3巻、プレーン弦は4巻~5巻くらい。
時間はかかってもいいので、隙間を作らないように、丁寧に巻いていこう。これで、チューニングは安定するはずだ。
もうひとつ、チューニングをするときのコツ。いったん反時計回りに緩めてから、上げていく方が、弦が緩みにくくなりチューニングは合わせやすい。
オクターブ・チューニングが合っていないと、コードの音が合わなかったり、ハイ・ポジションの音が安定しないよ。
オクターブ・チューニングについては、こちら👇
変則的なチューニング!
オープン・チューニング、半音下げチューニング等、ギターは自由自在。変則チューニングは、特例として覚えておこう。
オープンチューニングとは、開放弦を全て鳴らしたときの音がコードになるチューニングのこと。オープンGとか、DADGADといったチューニング方法。
ジャンルによっては、ものすごく重宝する。ここでは、語りきれないので、また別の機会にでも。
因みに、レギュラーチューニングで開放弦を全て鳴らすとEm7(11)というコードになる。
半音下げチューニングとは、全ての弦を半音下げること。
1弦:E→E♭
2弦:B→B♭
3弦:G→G♭
4弦:D→D♭
5弦:A→A♭
6弦:E→E♭
何で、半音下げるの?
いい質問だね~。幾つか答えはあるけど、2つの考え方があるかな~。
ギターって、弦がピーンと張ってあるでしょ?半音下げることによって、テンションが緩くなるので弦が押さえやすくなって、音もヘヴィになる。
試してみれば、すぐに分かるよ。チョーキングも、レギュラー・チューニングに比べて楽だからね。
ヴォーカルが声域的にキツい…ということがある。半音下げにするだけで、高音を歌うときの負担軽減になる。
デメリットとしては、チューニングが狂いやすくなることかな?私は、半音下げ専用のギターを用意している。ギター自体を、このチューニングに慣らすためなんだよね。
あとは、音程が不安定になる。音のハリも同時に感じなくなるようなら、弦のゲージを上げてみるといいだろう。
ギター弦については、こちら👇
チューニングをどうするか?は、バンドによって異なるので、普段はレギュラー・チューニングにしておこう。
全てチューナー任せは、危険!
絶対音感があれば、チューナーいらない。それは、羨ましいな~!幼少期にしか身に付かないものらしいから、私はもう無理だけど(笑)。
ギターを長く弾いていれば、チューナーがなくても、ある程度はチューニングできるようになる。最後に、微調整すればいいだけだからね。
あとは…。
左手の指の感覚で、チューニングが狂っていることが分かる!
チューニングが狂っていると、テンションが違う。指の感覚って、ほんと凄いな~と感じる瞬間だ。
この微妙な感覚を身に付けていれば、ライブ中でもチューニングの狂いに気が付く。チューナーに頼りっきりは、いつかは卒業しなきゃね。
あと、一番危険なことがあったよ。チューニング中に…。
弦が、切れる!
チューナーに気を取られすぎて、ペグを回しすぎてしまって、ブチ!っと切れてしまう。弦は危険だから、気をつけないとね。
最後に!
チューニングは大切だ!ということは、分かってもらえたかな?必ずチューナーを手に入れて、あとは耳や感覚も身に付けていこう!
チューナーは、通販でも購入できるから、使いやすいチューナーを探してみよう!だって…。
楽器は、チューニングが命!
コメント