トリオ・バンドは、未知の可能性を秘めている!

ロック
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トリオ・バンドは、未知の可能性を秘めている!

MICK
ミチヒサ

ギター大好き~ミチヒサだよ!

今日は、トリオ・バンドについて。

(このページは “音楽ロック編:Vol.14” になります)

・トリオ・バンドは、音が薄いんじゃないの?
・世界のトリオ・バンドを教えて!

などなど…。

私のバンドは、ギター・ベース・ドラムのトリオ・バンド

以前はヴォーカルを加えた4人編成や、キーボードやコーラスを入れた6人編成といったバンドもやっていた。

サイド・プロジェクト的に、トリオ・バンドもやっていたけど、やっぱりメインで演りたくて今のバンドとなった。

ここでは、トリオ・バンドの素晴らしさ等を分かりやすく話していくよ!心配はないよ、だって…。

ここでは、私があなたの友達!

サウンドハウス

トリオ・バンドは、究極の形!

歌バンドであれば…。

4人編成:ヴォーカル・ギター・ベース・ドラム。
5人編成:ヴォーカル・ギター・ベース・ドラム・キーボード。
5人編成:ヴォーカル・ギター×2・ベース・ドラム。
6人編成:ヴォーカル・ギター×2・ベース・ドラム・キーボード。

この辺りが、多いんじゃないかな。1楽器に1人というパターンだよね。

トリオ・バンドになると、歌バンドだと楽器隊が兼務となる。インストゥルメンタル・バンドだと、1楽器に1人になるが、組み合わせは幾通りにもなる。

打ち込みを使わない限り、ドラムは必然。あとは、ベースも含めて上物をどういった組み合わせにするか?

バンドという形を考えれば、最小ユニットということになる。

・各パートのサウンドが、ハッキリ聞こえる
・ドラムを中心に、ステージ上のメンバーが全員見える
・メンバー全員がリードであり、バッキングでもある
・歌と同じくらいに、楽器のウェイトが高い

他にもあるけど、トリオ・バンドって究極の形なんだよね。

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トリオ・バンドとの出会い!

トリオ・バンドとして最初に聴いたのは、クリーム「ライヴ・クリーム Vol.2」

何故ライブ・アルバムだったのかというと、このアルバムが一番だ!と言われて聴かされたから(笑)。

この後、スタジオ・アルバムも聴いたけど、その通りだった。この経験があったから、私の口癖でもある言葉が生まれた。

ロック・バンドは、ライブが命!

ライブ・パフォーマンスの熱気は、スタジオ・アルバムでは適わない。もちろん、素晴らしいスタジオ・アルバムがあってのことなんだけどね。

クリームのメンバーは、(B・V)ジャック・ブルース、(G・V)エリック・クラプトン、(D)ジンジャー・ベイカー。

決めごと無しに自由に演奏するインプロヴィゼーションが、特に私の心に刺さった。スタジオ・アルバムとライブ・アルバムを聴き比べると、クリームの凄さが更に分かる。

クリームで楽器の凄さを感じて、トリオ・バンドを追求するようになった。因みに、クリームはイギリスのバンド。

伝説を作ったトリオ・バンド!

クリームを知ってから、トリオ・バンドをもっと聴きたくなった。

次に出会ったのは、グランド・ファンク・レイルロード。最初に聴いたのは、デビュー・アルバム「オン・タイム」

最初の印象は、とにかく音がデカい!ベースが、腹の底から響いてくる。

グランド・ファンク・レイルロードのメンバーは、(D)ドン・ブリューワー、(G・V)マーク・ファーナー、(B)メル・サッチャー。

レッド・ツェッペリンの前座を務めた時に、彼らを初めて観たオーディエンスが何度もアンコールを繰り返し、レッド・ツェッペリンの出演時間が押してしまった。

昨日今日出てきた新人バンドが、世界のトップ・バンドを食ってしまったのだから、それはビックリだよね。

(K)クレイグ・フロストを迎えた、ライブ・アルバム「グランド・ファンク・ツアー’75」も良いが、トリオでの「ライブ・アルバム」

ジャケットを見れば、グランド・ファンク・レイルロードの熱量が分かる。このジャケットそのもののサウンドが、目一杯詰まっている。

私を虜にしたトリオ・バンド!

当時の私にとって、クリームとグランド・ファンク・レイルロードは、絶対的な2大トリオ・バンドだった。

プログレッシヴ・ロックを聴くようになって、新たなトリオ・バンドと出会うことになる。

最初に聴いたのは、ラッシュ「西暦2112年」。彼らの、4枚目のスタジオ・アルバムだ。

ラッシュを聴いた時に、まさかトリオ・バンドだとは思わなかった。プログレッシヴ・ロック・バンドで、トリオ・バンドは珍しいからね。

トリオ・バンドでありながら、大曲を自由に奏でる。テクニックも素晴らしく、詞の世界観もハマった。

トリオ・バンド最高!

ラッシュに出会ってから、私のトリオ・バンド熱は加速していった。

当時はギターを弾いてなかったが、将来バンドを組むことになったら、絶対にトリオ・バンドをやる!と思っていた。

・インプロヴィゼーション
・爆音
・テクニック

クリームとグランド・ファンク・レイルロード、そしてラッシュに出会って、この3つの要素が私のベーシックになった。

ラッシュのアルバムは全て好きだが、一枚挙げるとなると、ラスト・アルバム「クロックワーク・エンジェルズ」

トリオ・バンドは、世界中に存在する①!

トリオ・バンドは、海外ではパワー・トリオと呼ばれる。日本では、3ピース・バンドという呼び方もある。

新旧問わず、トリオ・バンドは魅力的で独創的なバンドが多い。全ては挙げられないので、20組を紹介しよう。まずは、10組。

エマーソン・レイク・アンド・パーマー:キース・エマーソン、グレッグ・レイク、カール・パーマーによる、イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド。

プライマス:レス・クレイプール、ラリー・ラロンデ、ティム・アレキサンダーによる、アメリカのオルタナティブ・ロック・バンド。

レイヴン:ジョン・ギャラガー、マーク・ギャラガー、ロブ・ワッコ・ハンターによる、イギリスのヘヴィ・メタル・バンド。

ニルヴァーナ:カート・コバーン、クリス・ノヴォセリック、デイヴ・グロールによる、アメリカのオルタナティブ・ロック・バンド。

エッグ:モント・キャンベル、デイヴ・スチュワート、クライヴ・ブルックスによる、イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド。

BBM:ジンジャー・ベイカー、ジャック・ブルース、ゲイリー・ムーアによる、イギリスのロック・バンド。

ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブ:ピーター・ヘイズ、ロバート・レヴォン・ビーン、ニック・ジャゴーによる、アメリカのロック・バンド。

ザ・ポリス:スティング、スチュワート・コープランド、アンディ・サマーズによる、イギリスのロック・バンド。

ナイアシン:ビリー・シーン、デニス・チェンバース、ジョン・ノヴェロによる、アメリカのフュージョン・バンド。

ミューズ:マシュー・ベラミー、クリス・ウォルステンホルム、ドミニク・ハワードによる、イギリスのロック・バンド。

トリオ・バンドは、世界中に存在する②!

時代を築いたバンドにも、トリオ・バンドが多いことに、気が付いてくれたかな?残り10組を、紹介しよう。

ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス:ジミ・ヘンドリックス、ノエル・レディング、ミッチ・ミッチェルによる、イギリスのロック・バンド。

モーターヘッド:レミー・キルミスター、ファスト・エディ・クラーク、フィルシー・アニマル・テイラーによる、イギリスのロック・バンド。

ザ・ワイナリー・ドッグス:マイク・ポートノイ、ビリー・シーン、リッチー・コッツェンによる、アメリカのハード・ロック・バンド。

ジェイムス・ギャング:ジョー・ウォルシュ、トム・クリス、ジム・フォックスによる、アメリカのロック・バンド。

ZZトップ:ビリー・ギボンズ、ダスティ・ヒル、フランク・ビアードによる、アメリカのロック・バンド。

ベック・ボガート&アピス:ジェフ・ベック、ティム・ボガート、カーマイン・アピスによる、イギリスのハード・ロック・バンド。

ブルー・チアー:ディッキー・ピーターソン、リー・ステファンズ、エリック・アルブロンダによる、アメリカのロック・バンド。

ブルー・マーダー:ジョン・サイクス、コージー・パウエル、トニー・フランクリンによる、イギリスのハード・ロック・バンド。

スティーヴィー・レイ・ヴォーン&ダブル・トラブル:スティーヴィー・レイ・ヴォーン、クリス・ホイッパー・レイトン、トミー・シャノンによる、アメリカのブルース・ロック・バンド。

ボジオ・レヴィン・スティーヴンス:テリー・ボジオ、トニー・レヴィン、スティーヴ・スティーヴンスによる、アメリカのプログレッシヴ・ロック・バンド。

まだまだ素晴らしいトリオ・バンドはいるけど、もうキリがないからね。気に入ってもらったら、色々探してみて欲しい。

サウンドハウス

最後に!

以前にも話したけど、私はレッド・ツェッペリンからロックの世界に入った。それから早い段階で、トリオ・バンドと出会って、トリオ・バンドの虜になった。

知らないバンドのアルバムを買う時は、ジャケットを隅々までチェックして、バンド構成を確認していた。その位、のめり込んでいたんだよね。

ある時、友人にこんなことを言われた…。

4人編成(ギター・ベース・ドラム・ヴォーカル)なら、歌って無い時はトリオ・バンドでしょ?

確かにそうなんだけど、そうじゃない!

ヴォーカリストは、歌っていない時もバンドに参加しているし、まず見た目が違う。曲作りに於いても、ヴォーカルが別にいると、全く変わってくる。

私のバンドは、インストゥルメンタルなので、そこは関係ないけどね(笑)。

トリオ・バンドは最小編成なんだけど、バンドのカラーがハッキリでる。オリジナリティも出しやすいし、テクニックのあるバンドが多い

個性豊かなバンドを聴きたいなら、トリオ・バンドを探してみるのもいいだろう。だって…。

トリオ・バンドは、未知の可能性を秘めている!

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